前のページでは、私が高校時代、
英語が「大っ嫌い」だったという話をしましたが、
「キライ」なだけでなく、苦手でもありました。
正直言って英語なんて分かりませんでした。
今となっては“良い思い出”ですが、テスト前になると
友人から教科書の全訳をもらい、
(彼のことは“英語マニア”だと思っていたのですが…)
それを使って勉強させて頂いたものです(笑)
「日本語だったら同じくらいのレベルの文章なら
どれを読んでも分かるのだから、
英語でも、そういう “普遍的な読む力”
みたいなものを身につけないと意味がないな…」
と感じたものの、そのためにはどうすれば良いのか、
まったく分かりませんでした。
ちょうどこの頃、
電車の中の広告で「ある本」のタイトルを見ました。
でもその時は、
「韓国人が英語について何言ってんだか…」
くらいにしか思いませんでした。
そう、この本の筆者は韓国の方だったのです。
読みもしないで、偏見の固まりだったと思います。
しかし、その数ヵ月後、その本に助けられることになるのです。
この時は、まさかそんなことになるとは思ってもいませんでした。