前回は、言葉を身につけるには長い時間がかかるというお話をしました。
だからこそ!自分にとって無理のかからない方法で、
苦痛と感じない方法で、長~く続けていく必要がどうしてもあるのではないか、というお話もさせて頂きました。
英語を身に付けようと思うキッカケは人それぞれです。
思いの度合いが強くても弱くても、
自分から英語に触れようとする時間というのは、そんなに多くは取れないものです。
私自身、英絶の方法を実践してきて、
そっくりそのまま誰かにお勧めすることはできないなぁと、
ずっと感じていました。
いろいろと説明したところで、どれだけの人が本当に理解して、
どれだけの人が少なくとも第3ステップを終えることができるか…。
考えてみてもかなり大変なことだろうと思います。
それは、これまでの大学までの英語教育のせいかもしれません。
英絶の方法に取り組む時間を上手に創り出せるかどうか、
浪人していた時にもまったくやろうとしなかった自分の経験上、
かなり難しいのではないかと感じていました。
もっと手軽にできる、もっと英語教育の『入り口』となるような方法はないだろうか…。
そう感じながら、ずっと悩んでいました。
そんな時期に英語教育関係の雑誌を読んでいて、
『100万語多読』に関する酒井センセイの連載記事を見つけたのです。