日本を含めて「英語圏でない国」には、様々な英語の“勉強法”があるようです。
もっと手軽にできる、もっと英語教育の『入り口』となるような方法はないだろうか…と考えていた頃、
「これだー!!!」と私が思った『100万語多読』という方法についてご紹介したいと思います。
『100万語多読』は、『SSS多読(学習法)』とも呼ばれています。
「SSS」というのは、「Start with Simple Stories」の頭文字をとったもので、
要するに「だれでも読める簡単な本から始める」という意味です。
SSS多読を行っている仲間うちでは、
『しっかり してよ サカイ先生!』の頭文字という説も、その昔にはありました(笑)。
に関しては、以下のサイトをご覧下さい!☆
「多読」というのは、
酒井邦秀さん(元・電気通信大学助教授)という方が言い出されたもので、
最近では多くの大学・高専・中高一貫校、そして児童英語の教室でも、
SSS多読を授業に取り入れたり、完全にSSS多読に変更する人々が増えています。
酒井センセーも、昔は「文法少年」だったそうです。
『快読100万語!ペーパーバックへの道』という本では、
文法に関すること、ひとつひとつの言葉についての
「深い理解」や「本当の役割」が書かれています。
私が一番ショッキングだったのは
『ごじゅんのきじゅんのむじゅん』というところの「返り読みの弊害」についてでした。
今までこんなことを平気でやっていたのかと思うと、ゾッとしてしまいました。
詳しく知りたい方には、酒井センセーの本をお貸しします!
また、酒井センセーはその後、「NPO多言語多読」という法人を立ち上げ、
英語、日本語、スペイン語、韓国語、フランス語など、以下のサイトのような幅広い活動をされています。
内容が豊富ですので、ぜひ以下のサイトをご覧ください。
酒井センセーには何度もお会いしましたが、何度お会いしてもホントに「楽しい」方です。
なんだかとっても、親近感がわいてしまいます。