● Oxford Reading Tree ( ORT )
英国の子どもたちが段階的に「読み方」を学ぶために書かれた
Leveled Readersと呼ばれる絵本のシリーズです。
子どもから大人まで楽しめるユーモアたっぷりの内容で、
日常的に使われる重要な言葉や表現が繰り返し出てきます。
日本の学校英語では見慣れない表現もありますが、絵の力を借りて読んでいくうちに、意味を理解できるようになります。
● Longman Literacy Land ( LLL )
ORT同様、イギリスの小学校で教科書や読み物として使われている
絵本のシリーズです。4つの家族の子どもたちを中心に、ひとつひとつの物語で様々な人間関係や家族環境が描写されています。
いじめ・家族の別居・ペットの死といったより現実的なストーリーもあるのが特徴です。
音声素材も検討され、既に発売されています。
● Springboard( SPB )
ORTやLLL同様、非常に細やかにレベル分けされた絵本シリーズ
です。ひとつのステージに8冊ずつ本があり、動物・乗り物・
家族・習慣など、色々な内容があります。
繰り返しなどが多く、学習用に作られたという印象を受けますが、
音声素材が素晴らしく、ORTなどにはない良さがあります。
また、価格もそれほど高くなく、購入しやすくなっています。
● Step Into Reading( SIR )
5つのステップに分けられ、1冊ずつ異なるストーリーになって
います。内容もオリジナルのものから人気アニメ映画など、数多く
の作品があるのが特徴です。
音声が付いていないのが難点ですが、色鮮やかな絵が豊富にありま
すので、読み聞かせに最適な本ではないかと思います。
お気に入りの本を何度も楽しむのも良いかもしれませんね(^^)/