諏訪家のその後が観たい!

2018/6/9

「諏訪家のその後が観たい!」  男はつらいよ

山田監督は「男はつらいよ」の続編について

度々インタビューでこんな事を仰っています。



こんなの作りたいな、って

思うんですよ。


団子屋さんの茶の間で

こんな会話する。


(考えると)楽しくて

しょうがないんだけど


でも作れないんですよね、

渥美さんいないから。


とっても残念ですね。



何度かこのお話は聞いたことがあり

その度に私はいつも同じことを考えてました。


確かに「寅さん」は難しいけれど

でも諏訪家があるじゃないか…



と。




最近放送された「サワコの朝」というテレビ番組でも

山田監督は同じことを仰っていました。


<阿川さん>

あの~あるインタビューで監督が

今でも「男はつらいよ」の構成のアイデアが

浮かんでくる、って



<山田監督>

そうなんですよ

仰ってらっしゃったんですけど・・・

それで困るんですよ

困るって(笑)

だけど渥美さんいないら作れないでしょ

わ~こんなの作りたいな、って思うんですよ

で、団子やさんの茶の間でこんな会話するんだってね

楽しくてしょうがないんだけど

でも作れないんですよね

とっても残念ですね(笑)




<阿川さん>

なんか形換えて続編でも

そういう企画は無いんですか?



<山田監督>

それはちょっと無理でしょうね



<阿川さん>

無理ですか?


<山田監督>

ただね、

まだ生きている人は

いますからね

たくさん



<阿川さん>

倍賞千恵子さん



<山田監督>

前田吟さん



<阿川さん>

前田吟さんも



<山田監督>

息子の・・・



<阿川さん>

あ、吉岡君



<山田監督>

この人達が今どうなっているかっていう・・・

あの頃はっていうと50年前のフィルムが出てくる

そういう壮大な映画もありうるなって思ったりして。

ははは!(かなり大きな(笑))



<阿川さん>

考えていらっしゃるじゃないですか



<山田監督>

いやいや





今回のこのテレビ番組を見て思いました。

山田監督はもうすでに何かしら

決めていらっしゃるのではないか、と。



「男はつらいよ」という映画は

渥美さんあっての映画なので

シリーズ続編については制作することは無いと思います。


しかし「諏訪家」ということであれば

その後を描く事は可能です。

しかも「男はつらいよ」のテイストを

完璧に入れて制作しても全く問題ない。


今更ここに書く必要など無いとは思いますが

諏訪家とは博とさくらと満男の家族。


第1作で博とさくらは結ばれ満男は生まれました。


そして最終作の48作ではラストシーン直前で

博とさくらは2人並んで映画を観に出かけます。

その2人の後姿がある意味このシリーズの

もうひとつのエンディングと感じております。

そして満男の時代になっていくはずだった。

満男は立派な青年となり

恋をしたり、もしかすると結婚もしていたかもしれません。

または伯父さんの影響で全国に出かけるよな

仕事に就いていたかもしれません。


さくらは団子屋を経営している可能性があります。

現在の柴又はいまでもみんなで寅さんの帰りを待っています。

それは同時に故郷が柴又にまだあるということです。


寅さんの故郷は柴又であり、家族であり

さくらなのですから。



倍賞千恵子さん、もう難しいですか?

最近はさくらさんとの距離を感じますか?


前田吟さん、自分の演技が「博」から抜けられなくても構わないと

気持ちを切り替えたそうですね。でしたら博になれますよね。


吉岡秀隆さん、もう満男にはなれませんか?

今の姿を伯父さんに見てもらいたいと思いませんか?


朝間義隆さん、また山田監督と組んで執筆してみませんか。


そして山田組に方々、もう一度集まってみませんか。


そしてそして山田監督、諏訪家の今を知りたいです!


「男はつらいよ」のタイトルは無くても

シリーズと同じ音楽や人物、場所、そして何より

山田監督だからこそ描ける「男はつらいよ」を本流とした

笑い、喜び、哀しみ、そして家族

多くのファンが心より待ち望んでいるはずです。


あの名曲で始まる柴又を舞台にした団子屋のお話。

想像してみるだけでもわくわくします。

リリーにまた会えるかもしれません。

歌子ちゃんだってくるま菓子舗を訪ねて来るかも

しれません。

でも寅さんは来ません。

残念ですがそれは仕方のないことです。

だって寅さんは「フーテン」ですから。



夢だけ色々と語ってみましたが

現実的に考えてこの話を実現させるためには

多くのファンの声が必要だと思います。



話はテレビ版から映画になっていった時に戻りますが

その時もファンの声でしたよね。


ファンの声があったからこそ

映画版「男はつらいよ」は生まれたんです!



山田監督はきっとファンからの声を

待っていると思います。


皆さま

声を出してみませんか?


皆様が普段利用していますSNSやブログなど

声を出す場所は何かしら必ずあると思います。


#山田洋次監督、諏訪家のその後が観たい!


皆様からの発信も、どうぞよろしくお願いいたします。