会津ロケ地の旅
ー 3日目 ー
2023年9月22日掲載
まだまだ夏の暑さの残る9月、
私は寅仲間と共に福島県会津方面へと向かった。
今回の目的は、福島県湯川村にある「高羽哲夫 記念館」への再訪であった。
そのため、ロケ地については予定はしていなかったのだが・・・。
赤マルの「湯川村」が今回の旅の目的地。
会津といえば 第36作「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」のオープニング。
エリアとしては、黄マルと青マルの2箇所。
この度も長い長い内容となっておりますが、お楽しみ頂けましたら幸いです。
また、いつもながらロケ地にご興味のない本編派の方は、これより下のご高覧はご遠慮ください。
🔳 オープニング約3分間の旅 〜其の3〜
いよいよ旅も3日目を迎えた。
朝から「湯川たから館」さんへお邪魔し、お昼にはロケ地巡りに出発。
この度も「湯川たから館」さんには大変お世話になりました!
誠にありがとうございました!
目的は「滝谷郷戸鉄橋」へ、列車も合わせた写真の撮影だ。
私と吉川さんは時間通りに無事目的地へと向かったのである。
と、その前に・・・最後の最後に素敵なサプライズが!!
「湯川たから館」さんの玄関を出た先で3名のご婦人とすれ違った。
軽くご挨拶をしすれ違ったのだが、その直後、たから館の方が私たちを呼び止められた。
今すれ違ったご婦人方はなんと高羽さんのご親戚の方々だったのである!!!
感激である!!!
渥美さんのサイン色紙を、高羽哲夫記念館に寄贈されにご来館されたのであった。
何か運命を感じずにはいられなかった。
高羽さん、素敵な巡り合わせに感謝申し上げます!!!!(T ^ T)
記念にお写真をご一緒に撮らせて頂き、私たちはロケ地へと向かった。
大変良い思い出となりました。
ありがとうございました!
3ー① 「滝谷郷戸鉄橋」 ロケ
車で約35分、無事撮影ポイントの滝谷郷戸ビューポイントへ到着。
列車の通過する時間まで約40分。
映画に映るのは、JR只見線の滝谷郷戸鉄橋(滝谷川橋梁)
JR只見線は、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ全長約135kmの路線です。会津若松駅を起点とした「会津線」と、小出駅を起点とした「只見線」、また電源開発に伴う田子倉ダム建設の資材輸送鉄道がつながり、現在の只見線となりました。
(出典:只見線ポータルサイトより)
国鉄会津線(現・只見線)の会津柳津駅 - 会津宮下駅間の延伸工事に伴って1939年(昭和14年)に完成し、1941年(昭和16年)に供用開始した。滝谷駅 - 会津桧原駅間の阿賀野川水系只見川支流である滝谷川に架かる全長155.33 mの橋梁である。滝谷川は深い峡谷であるため、本橋梁は懸吊式ケーブルエレクション工法にて架設されている。
(出典:Wikipediaより)
ビューポイントも設置されている。
天気が微妙な日であったが、せっかくだから、鉄橋を渡る列車と共に撮影したい!
時間的な制約があるため、本日最優先のロケ地ポイント。
列車の本数が少ないため、昼間に撮影できるチャンスは1回のみ! 滝谷駅 14時18分発
映画のアングルとしては、
ビューポイントより少し外れる。
吉川さんと撮影ポイント探し。時間もたっぷりあったので入念に調査。
横から見ると、線路の先にはトンネルが見える。
ついつい色んなアングルを撮ってしまう滝谷川橋梁なのであった。
入念なポイント探しの末、
いよいよ時間が近づいてきた!
列車の近づく音がする。
カメラを構え、一発勝負に備える!
今回もまた一点集中!
音の聞こえる方を見てはいけない!!!!
キタ!♪───O(≧∇≦)O────♪
真ん中の印🔽クリックで
更に写真が展開します!
無事撮影終了!
終わってしまえばあっけない瞬間だった。
映画のアングルに合わせると、残念ながら橋は25%しか見えない。
なので今回のベストアングルはこちらの写真!
このくらいの方が映画のそれにイメージは近い。
3ー② 「福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺」 (ふくまんこくぞうぼさつ えんぞうじ)
そして私たちは、前回入れなかった円蔵寺へと向かった。
この階段を上る。結構な勾配と長さのある階段だ。
仁王門(表山門)
上った階段を振り返ってみると、早速そこには撮影ポイントが!
キャプチャーを元に、高羽アングルを探すが、
同じポイントに合わせられず。本当はもっと上から。
無理はせず、ギリギリで撮影完了。
まだまだ階段は続く。吉川さんは平気な顔で上っていく。
福満虚空蔵尊 菊光堂(ご本堂)へ到着。先ずは参拝。
このアングルは実は下の道路からの撮影。
寅とポンシュウは道路の反対側にいたのでそこからのアングル。
こんな感じで二人は立っていたと思われる。
これも階段下からのアングル。ちょっと角度を間違えた・・・
道路脇にある駐車場から川を眺めたショット。
脚本的にはこの船に乗って寅さんが川を下ってきたという
演出にしたかったよう。(滝沢さんのインタビューより)
瑞光寺橋に似ているが、向こうに見えている橋は柳津橋
こちらは瑞光寺橋
寅さんは裏山門から上がってきている。
寅さんが上ってきた先に見えていた風景。
寅さんが上ってきた階段。(裏山門)
福満虚空蔵尊 菊光堂(ご本堂)の欄干からの眺め。 初日の瑞光寺橋からの眺めとは逆方向になる。
3ー③ 「柳津まんじゅう本舗小池菓子舗」 再訪
ここは1日目にも訪れています。
今回は2回目となります。
吉川さんが撮影を再チャレンジされるため再来訪。
この湯気は演出なのだろうか?
小池菓子舗様 またまたお世話になりました。
これにて3日間のロケ地巡りは、全て終了となりました。
お疲れ様でした。
磐梯山サービスエリアより
色々あった3日間だったが、結果的には大満足の旅となった。
これから高羽さんの資料整理や、新たな挑戦が待っている。
今回も吉川さん、ちびとらさんには大変お世話になりました。
この場を借りまして厚く御礼申し上げます。(^o^)
また、ご高覧いただきました皆様、
この度も長い長い内容にお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
おしまい。