20260320
シェルフ。
午前三時半に一度目が覚めた。インスタを開いたら友人が読み終わった本の写真をあげていたから、それにいいねをしてもう一度毛布にくるまった。今日もこの白くてかたいベッドの上。シャワーを浴びて部屋を出る。そういえば髪が長い。切らないととは思うけれど、死なないからな。痛くもないしな。痒くすらないしな。
どこに行こうかねえ、という感じでとりあえず電車に乗って降りた小雨に濡れる渋谷駅。大好きな宮益坂を登りカニバブルの看板の下をくぐり、宮益坂が大好きな理由である青山ブックセンターが見えてくる。一旦、通り過ぎてFound MUJIへ。こだわり強い版の無印良品。お店自体はちいさく、洗練されていて素敵。全然そんな予定ではなかったけれど本棚を買った。ReMUJIという古家具を再利用して作られたもので、その雰囲気に魅せられて買ってしまった。送料の五百円を追加で払い住所を書く。今日、私は本棚を買ったのだということを、まだ信じられていない。本棚を買うという行為はなんか深いことな気がする。ただの容器にしては詰め込まれるものが複雑すぎる。
そうして青山ブックセンターへ。えっと二週間ぶり?かと思って日記を読み返したら一ヶ月弱経っていた。店内の雰囲気はそれほど変わらないけど、情報はおおよそ無限に広がっている。気になる本のタイトルをメモしたり、買ったり。母親はほしよりこの漫画とかを買っていた。本を買いすぎている?買いすぎるとかないか本に。本棚も買ったし。
そのあと、SPBSという本屋を目指して奥渋谷へ向かっているつもりが道がよくわからず原宿にたどり着いた。仕様がなく明治神宮に行き、レストランでジンジャーポークつまり生姜焼きを食べ、参って参ってそして来た道を戻る。山手線の電車の中で母親と別れる。私の日常と母親の非日常が浜松町のホームを出発点に50km/hで離れてゆく。あのあと飛行機にも乗っただろうからその時は800km/hで離れていた。速いなあ。
久しぶりに家に戻った。何も変わらない。楽しいことも別にない。あるのは寝慣れたベッドだけ。眠い。ベッドが私に寝ろと言っている。
そうか、私って今日、本棚を買ったのか。
【今日、買った本。】
青山ブックセンター
・『みどりいせき』(大田ステファニー歓人/集英社) Tもいつか買うんじゃないかと思っている。
・『「面白い!」を見つける』(林雄司/筑摩書房) デイリーポータルZのね。
・『ユダヤの商法』(藤田田/ベストセラーズ) あれだから。