20260303

DANCE ALONE.


雨が降っていた。横殴りの雨に裾を濡らしながらアルバイトへ向かう。バス。運転手の「発車します。お掴まりください。」という声。今、乗り込んできた女の人はイヤホンをつけていて聞こえていない。「お掴まりください。」が4回ほど車内に響く。結局、発車しないことに違和感を抱いたその人はなんとなく周りを見回して、なんとなく手すりを掴んだ。そうして発車したバスは少し飛ばし気味に次のバス停まで走った。

博報堂の雑誌『広告』は安定に面白く、面白すぎるが故に売れず。社員のSさんが買ってくれた。

最近入った同僚が少しだけミスして年上の同僚に指摘をされていた。まあ最初の頃だししょうがないですよ自分もそんなことばっかりでしたから、みたいなフォローを用意していたら、全然落ち込んだりしてなくて普通に向こうから全然関係ない帰りの電車の時間の話などをされた。落ち込んでいたのは私だけだったのか。常人は仕事でミスして指摘されても、まあ大したミスではなかったのもあるけど、そんなに気にしないのか。そうかそうか、そうなんだ。今日、ちょっと急いでるんでお先に失礼します、と帰っていく彼。私は一人、再び雨に袖を濡らしながら帰る。ファミマのコロッケパンを食べるホーム。Mリーグで多井の嵌張待ちの三ピンがみるみるうちになくなっていく。小走りでバスに乗る。私は今日も一人である。一人であることに気づいてしまった。そうか私は一人なのか。助けてよ。ドラえもん、、。