20260211

ネクストバッターズサークル


衝動で雑誌を2冊注文する。& Premiumのムックの新しいやつとBRUTUSの本棚のやつ。& Premium の方は「明日を生きる言葉。」という特集だったのだけど、Amazonの見本写真を見ていてその中に小原晩がいたから買った。晩ちゃんは新刊も今度出るそうだ。小説集なんだ。BRUTUSはいつか買うんだろうと思っていた本棚の特集。バイトから帰ってきて玄関先でキンキンに冷えていたその2冊を抱えて部屋に入る。カルチュラルな雑誌やムックを買うという幸福。雑誌なんてなんぼあってもね。

今日はバイトぐらいしか予定がなかった。ただ、もしバイトがなかったら、今日が祝日であるということに気づかずに一日を終えていただろう。部屋に貼ってあるカレンダーは1月のページで止まっている。バイト先のお客さんの多さに今日が祝日であることを知った。そういえばバスが来るのがいつもより遅かった。そんな混んでないでしょ、と思っていたが休日・祝日用のダイヤだったのだ。社会の祝日ムードに私は追いつけず、同僚たちも忙しいレジをしながら「体が休日じゃないからしんどい」と言っていた。塩レモン味のクッキーをもらった。「品がありますね。」と感想を言ってみたが、どうやら的外れだったみたい。そういう小綺麗なお菓子に対しては、「品がある」という褒めしか持ち合わせていなかった。人工的なレモンの香りが広がった本屋の荷捌き場。

社員のSさんに話しかけられる。私が担当している棚を褒めてくれた。私が好き勝手にやらせてもらっているところなのだけど、興味の範囲が似ている人にはちゃんと評価してもらえるみたいで一安心。ついに気づいちまいましたね、私に。まさかこの棚を大学生の私が作っているなんてね。そんなこんなで最近落ち込んでいたバイトへのモチベーションもある程度復活した。いつも社員Aから送られてくる連絡メール。その言葉は日に日に熱くなっていくけれど、文面ではそんなことを書いて実際に話すとそんなこともない、という私に似ている彼。打席にたくさん立たないとダメですね。2打数2安打より10打数5安打。そんな鬱陶しいビジネス・自己啓発系のXのアカウントのポストみたいな。実際、そうなのだけどね。年度末だ。Aとももしかしたらあと少しなのかもしれない。そうなったとしてもいいように、ネクストバッターズサークルで素振りを始めよう。