20260304
BLUE YELLOW.
インターホンが鳴った。ベッドからのっそりと起き上がってドアを開ける。そういえば親がなんか送ったと言っていた。受け取ってもう一度ベッドに入る。またインターホンが鳴った。画面を見てみると配達の人ではなさそうだった。誰だろう、と思っていたらその人は足早に去っていった。何の用だったのだろう。なんだったとしても諦めが早い。うーん。そういえば松本大洋の『ピンポン』は一巻を買って読んでから二、三巻を買っていない。この前、バイト先の同僚が一、二、三巻を一気に買っていた。追い抜かれた。うさぎと亀。同僚を亀と称するのは失礼か。もう読んだかな。その人は一緒に『攻殻機動隊』も買ってた。うふふ。
起きてバイトに向かう。うわ、あったけえ。春春春。蠢きを感じる。
バイト先で若いカップルが二人でマイクラPEをしていた。なんで?結構イケてる感じのカップルだったよ?流行ってる?もしかしてエモい?たまごっち的な立ち位置?
ちょうど一年前に、当時浪人していた友人と東京で会ってご飯を食べた。彼は受験をしに東京に来ていて、顔は死んでいた。青ざめていた。東京駅で彼を見つけた時のことをまだなんとなく覚えている。浅草寺に行って煙を浴びた、死んだ顔で。あれから一年が経った。本人も言っていたが、まだ一年か、という感じが私もする。そう思うと結構長いこと私は大学生なのだなと思う。もう二年が経つ。成長したところを挙げろと言われても困るけれど、面白いエピソードをしてと言われても困るけれど、でもこの二年間は長く感じる。中身はあるけれど語ることはない。やっぱり新しいことの多い日々は長く感じるんだろう。「一度見た風景は早く感じる」みたいな名言を誰かが言ってた。今、私は大学生活を折り返そうとしているのだが、新しい景色を求めていかないとあっという間に終わってしまうのだろう。まあ嫌でも新しい景色を見ないといけない日々になるのだろうけど。明日は特に予定がない。どんな新しい景色を見に行こう。
バイトから戻って親から送られていた薄めの箱を開ける。伝票に「衣服、カメラ」と書かれていた。カメラ?この中に?開けてみると服とYASHIKAの黄色い使い切りのフィルムカメラが入っていた。買ったのかもらったのかなんなのか。経緯や理由を聞くということはしないが、geminiで若い頃のオモコロの永田が黄色いインスタントカメラを持っている画像を生成して母親に送った。あとはダウ90000の『ロマンス』のキーホルダーが入っていた。それについては、メンバーの園田の拾い画を送った。服もちょうど欲しかったようなやつだった。やるね。あ、あとさっきの名言を言ったのは紳助。