20260117

忘却の効用


今年はだめだな。覚悟しておこう。いや、覚悟したってどうせその上の不運がくるのだろう。14日までに送っとかないといけなかったメールを出し忘れていたことに気づく17日の午前4時。何もうまくいかない。やばいぜ。私の友人も気をつけたほうがいい。巻き込むと思う。友人に訪れる不運という角度からも今年の私は殴られそうだから。

届いていたプリンターの段ボールを開ける。実家に忘れていた家の鍵や腕時計も入っていた。プリンターも設置した。刷るよ!

オモコロのほかおにの原宿の日記を読んでいてふと気づく。鍵を忘れて友人の家に行った時、ガストで晩ごはんを食べた。唐揚げとエビフライの定食を食べたのだが、あの時、全くもってもつ鍋が視野に入っていなかった。友人は「もつ鍋あるのか、、」的なことを言っていたのに、それがあの原宿と恐山がXで戯れていたもつ鍋であることに気づかずにいた。抜けてるな、と思うけれど全てがしょうがないことだと割り切り始めている。メールを送っていなかったことも重要なポートフォリオをつくる時間を全然取れずに駄作を提出したことも家の鍵とバイト先の制服を実家に忘れたことも何もかも、私が悪いのではなく今年が悪い。どこかで切り替えないといけない。家族も新年から車をぶつけたりして「お祓いに行こうかな」と言っていた。私も転機を自分から用意しよう。岩井俊二の『リップヴァンウィンクルの花嫁』も劇場に観に行きたかったけど、鍵がなかったりバタバタして行けなかった。2月の後半に中高時代の同級生に会う予定はあるけれど、そこまで待てない。あと1ヶ月、このムードで生きていくのはまずい。あと17個は締め切りを破ってしまう。来週、ちょっとなにかしよう。

友人が共通テストを受けに行った。眠らずに迎えた午前7時、彼からのLINEに返信する。「がんばれ」というサンプルの透かしが入った画像素材を送って応援した。夕方、「496/500」というメッセージ。彼の手応えとしてはその点数だったらしい。まあそんなことはないだろうが、そんな感じの手応えでポジティブに明日を迎えられることはこの上ないことだろう。私がもし今年、共テを受けていたら受験票と腕時計を忘れていただろう。