早太郎温泉

長いお付き合いのお菓子「カール」が売行き不振で、西日本限定生産・販売になるとのこと。でも「カールおじさん」や「おらが村」はどう見ても東北地方と思えるのですが、なぜ西日本だけ？疑問は尽きませんが、同じカールでも山岳氷河カールで有名な千畳敷カールです。千畳敷カールへ行ってもカールおじさんには会えませんので悪しからず。

今では駒ヶ岳ロープウェイによって一気に千畳敷カールにたどり着けます。山麓駅へのアクセス口になる駒ヶ根高原に、平成6年に開湯した温泉郷が早太郎温泉郷です。最近よくある所謂ボーリング温泉で、やや低温のアルカリ泉です。温泉街というより高原のリゾート地と言った雰囲気です。ロープウェイ駅にはここからバス・タクシーのみで約30分かかりますので、絶好の宿泊基地になります。

「ホテルやまぶき」は高原の最も入口にあたり、中央自動車道駒ヶ根ICから数分の距離で、バス停も目の前にあり便利です。個室食事処に囲炉裏が設えてあり、囲炉裏を囲んで団らんのひと時を過ごしてくださいとのコンセプトです。安全上残念ながら炭火ではなくガスコンロではありますが、それなりに楽しめました。このような床置きの薄型囲炉裏が色々売られているようです。お父さん専用の一人用もあります。おひとついかがでしょうか。

観光はやはり千畳敷カールで、観光客はもちろんスキーや登山客も多く訪れていました。スケールでは立山には及びませんが、南アルプスや富士山が展望できます。山頂駅には温泉はありませんがホテルもあり宿泊できます。飯田市の天竜舟下りも近いですし、妻籠・馬籠宿へも1時間程度で行けます。 （2017/6/1）