忠治温泉

赤城山の中腹に位置し素朴さを売りにした一軒宿です。内湯は何の変哲もないタイル張りのこじんまりとしたお風呂です。打って変わって、露天風呂はなかなかのロケーションで滝も眺めることができます。ただし立って覗かないと見えない位置です。

ところが加温湯のため夜間使用禁止！なんで？素朴な宿だから？省エネに反する？等と疑問符の夜でした。そこで早朝、使用禁止の看板を無視して突入！しかし源泉は流れ込むものの加温循環が止めてあり、あまりの冷たさにあえなく数分で撤退しました。残念。

料理は鹿肉のタタキ、山女の塩焼き、山菜、こんにゃく、岩魚の一夜干等、素朴ですが量・質ともの必要十分で、料金の割には満足です。建物は民芸調で田舎くささ、素朴さをうまく演出して、都会人を喜ばせそうです。ところが室内のトイレが何と和式、これまた久しぶりに体験するスタイル、長年蓄えた体重のせいで膝が痛むのでした。明日からスクワットをして筋力アップしよう。（2007/2/8）