鹿児島県
指宿温泉「白水館」
知覧特攻平和会館・山川地熱発電所
霧島神宮温泉郷「竹千代 霧島別邸」
韓国岳・仙巌園
仙巌園 (鹿児島市)
指宿温泉「白水館」
茶わん蒸し、蓮蒸し、赤飯は大好物ですが、点心、蒸し野菜、蒸しパン、蒸し風呂等はそれほどではありません。シュウマイよりは焼き餃子の方が、蒸し野菜よりおでんの方が好みです。と云う訳で?砂むし温泉で有名な指宿(いぶすき)温泉ですが、やっぱり砂むし風呂はスルーしてしまいました。申し訳ありません。
敷地5万坪の和風旅館
(旅館パンフレットより)
内履きのまま散策できます
「薩摩伝承館」朝8:30から開館
「白水館」は4棟の宿泊棟と良く手入れされた広大な庭園やプールまでもつ巨大旅館です。戦後一代にしてここまで成したと言いますから、いくら高度成長時代とは言え驚きです。「東洋のハワイ」「新婚旅行のメッカ」を目指し努力した結果だそうです。お隣には薩摩焼をメインにコレクションを展示した「薩摩伝承館」があり、一見の価値があります。宿泊者割引もあります。
庭園を臨む食事処で
数か所にギャラリーがあります
代表的な薩摩料理、きびなご、さつま揚げ、黒豚、黒毛和牛、鶏飯(けいはん)、安納芋(あんのういも)、薩摩汁、あくまき(もち米を灰汁に浸け炊いた菓子)等々が、夕・朝食で味わえます。若干味付けが甘口に感じますが、それが焼酎に合うのかもしれません。私は日本酒を頂きましたが、焼酎の様にあっさり辛口でした。自称酒が嫌いですのでよくは分かりませんが、ご当地の料理にはご当地の地酒がよろしいようです。
趣向を凝らした「元禄風呂」
他にも「露天風呂」「砂むし温泉」等
風呂は元禄時代の銭湯を再現したとし、浮世風呂・江戸石榴(ざくろ)風呂・樽風呂・窯風呂等が並び、飽きさせません。変わり種では、通常の泉質以外に冷泉と食塩泉があり、これがなかなか濃厚で味わい深いのでした。飲んだのではありません。交互に浸かると大層刺激的なのです。お試しください。
潮が満ちると帰れません?
ハマゴウの群落と「知林ヶ島」
開聞岳と「山川地熱発電所」
施設内も案内してくれます
指宿近辺の観光地と云えば、開聞岳、池田湖、長崎鼻等が定番でしょうか。今回は、引き潮時に砂州が出現し歩いて渡れる「知林ヶ島」や、九州電力「山川地熱発電所」、武家屋敷跡や特攻平和会館がある知覧町に行ってみました。 (2016/8/1)
「知覧特攻平和会館」三角兵舎(再現)
遺書・遺品・写真・戦闘機等を展示
霧島神宮温泉郷「竹千代 霧島別邸」
宮崎県との県境に韓国岳や新燃岳、高千穂峰からなる霧島連山があり、その麓に霧島温泉郷があります。その外れにある湯之野温泉から霧島神宮まで引き湯したのが霧島神宮温泉郷です。竹千代霧島別邸は、離れや露天風呂付客室を備える比較的新しい旅館です。
ロビー棟や客室棟、離れ等からなります
渡り廊下でつながってます
こじんまりとした大浴場
併設の露天風呂
さすが料亭旅館を名乗るだけあり、鹿児島近辺の名産品が並びます。ちょっと困ったのが、部屋の冷蔵庫が空で自販機や売店がないのです。飲み物はルームサービスになってしまいます。しかもメニューに値段の記入がないのです。
鹿児島名物キビナゴの刺身
伊勢海老も鹿児島が産地
標準の部屋で二間続き
談話室でセルフコーヒー
霧島七不思議にまつわるスポットが、霧島神宮近辺に点在しています。高千穂峰の噴火による火災で現在地に移転したと言いますから、なにやら後付けかと疑いたくなりますが、ここは素直に散策しながら楽しむとしましょう。でも、七不思議はなぜ七つなのでしょうか?諸説あるようですが。
韓国岳山頂から望む新燃岳と高千穂峰
火山だらけ、火口湖「大浪池」
観光は霧島温泉郷や霧島連山、えびの高原、霧島アートの森等があります。「明治日本の産業革命遺産」に含まれる、鹿児島市の「集成館・仙巌園」も近いです。 (2016/10/1)
野外彫刻の「霧島アートの森」
世界遺産の一つ「集成館」
桜島を正面に臨む名勝「仙巌園」
「仙巌園」(集成館と隣接)
「仙巌園 反射炉遺構」
基礎部分だけが残る