2019年の我が家のクルマたち その2
MY VOLKSWAGEN STORY
Our VWs 2019 Part 2
昭和の残り香 信沢あつし
Dec. 23 2019 Smell of oldies. A.Nobusan
2019年夏以降の我が家のクルマたちのことである。
2年前、2017年の7月末に我が家にやって来て、車検を取った'78 VW1303LE Kabrioletなので、8月上旬で車検である。8月1日、輪玄舎After Youに搬入で、'69 VW1500 ビートルと2台で向かう。
車検には少し早かったのだが、この日は「自動車趣味人」という雑誌がAfter Youに取材に来る日で、そこに我が家もお邪魔したという訳である。ワーゲン仲間の'67 VW1500 Kabrioletも取材を受けるらしくやって来ていた。プチVWイベントで、ちょいと嬉しい。
赤と黄色のビートルが並び、地味なのショップも、ちょいと華やか。天気も良かったというか、表にはいられない程の暑さの中、ビートルたちの前に椅子を並べてワーゲン談義する光景を撮影。
撮影後は事務所に入ってインタビューを受けるというか、ずっと楽しい座談会。ついでに'69 VW1500のオイル交換をお願いしたので、取材陣にはちょうど良い「整備しています」的な写真も撮れた模様で、雑誌が届いたら、リア・フードを開けた'69ビートルが掲載されていた。嬉しい!!
8月23日は、'65 VW1200 ビートルで、また板金屋さんへ。今度は、こちらの鈑金塗装の相談である。このビートルはフェンダーが鈑金塗装されているが、昔の仕事でパテが盛り盛りで、経年と共にひびが入り、塗装を浮かし、錆が出ていた。2009年に我が家に来た時から、フェンダーの形が悪く気になっていた箇所で、相談に寄ったのだった。
目標は10月のStreet VWs Jamboreeに間に合わせたいとの話しをする。
そして、9月6日。'65ビートルの鈑金屋への搬入の日。'69ビートルと2台で、まずは輪玄舎After Youへ向かう。
実はこの時、忘れ物をして、一旦自宅に戻り、再出発するという、意味なしの2台のビートルでのツーリングを楽しんでしまっている。(笑)
輪玄舎After Youに着いた'69 VW1500と'65 VW1200の後ろ姿。ガレージには2台のタイプ2が入っている。
タイプ2の隣にはタイヤが外された我が家の'78 VW1303 Kabriolet。まだ車検整備中というか…。
タイヤが外され、宙に浮いているカブリオレの姿は、なかなか素敵である。なんだか空を飛べそうである。まあ、家族3人でワーゲン4台とポルシェ1台だから、少しぐらい車検が遅れてもいいので、修理屋さんの都合でやってもらっている。
'65ビートルは、鈑金屋さんへの搬入前にタイヤ交換。そして、サイド・ステップなどのパーツを積み込む。
2009年3月に我が家に来た時はミシュランのXZXの古いものを履いていたが、乗り始めて2カ月ほどでバースト!! タイヤを良く見ると、見えない裏側がヒビだらけであった。それで、交換したのがこのタイヤ。BFグッドリッチのホワイトリボン。1本2万5千円ぐらいだっので、4本交換で10万円以上した。でも10年も使ったから十分か。
タイヤ交換は手際よく進んでいく。同行のトロッ子さんは、初めて見たらしく、スマフォで動画を撮って楽しそうである。
こちらが今回のホワイトリボン・タイヤ。大変安価なナンカンである。10年前のタイヤの1/3ほどの価格である。私は窓が大きくなってからの'65以降、'69ぐらいまでのビートルにはホワイト・リボンが似合うと思っている。'70年になるとホイールがシルバーになるので、リボンはない方が似合うかなと。時代的にもね。
タイヤ交換は手際よかったものの、白いところの保護で塗られたブルーが大変!! 落ちない!! 色々とやってもダメで、途中であきらめて、鈑金屋さんの小野塚自動車ボデーに向かったのであった。
その3につづく。