2019年 我が家のワーゲンとお出掛け その2

MY VOLKSWAGEN STORY

With Our VW Beetles 2019 Part 2

昭和の残り香 信沢あつし

Dec. 29 2019 Smell of oldies. A.Nobusan

2019年の我が家のクルマたち出かけたところの4月6日の続きから。

4月7日が京都の亀岡集合でワーゲンの集まりだから、6日に 1965 VW1200 でお出掛け。各務原の製材所跡に寄って、そして滋賀県の近江大橋を渡って石山寺の先の井上長石鉱山へ。しかし、事務所に誰もおらず、ちょっとだけ写真を撮って、大津の中川誠盛堂茶舗に寄って、宿泊地の亀岡に。

4月7日のイベント当日。昨年まで集まっていた AREA 372 にちょいと寄ってみる。昨年の台風被害でしばらく営業できないとのことであったが、その通り、いまだに開店は出来ない模様。

そして、亀岡の道の駅に集合して、みんなで旧質美小学校へ。写真は行く途中の道の駅。なかなか壮観なビートルのお尻たち。

質美小学校で解散をして宿泊地の大津へ向かうが、途中の製材所が気になったので寄ってみた。なかなか愛らしいね'65ビートルは。

大津で宿泊して、翌日の4月8日は、京阪電車の写真を撮ったりしてから、電車道を走って出発の図。

そして、井上長石鉱山へリベンジ!? この日は、事務所に人がいて、鉱山の使われなくなった線路を案内していただけた。'65ビートルと、昔のトロッコの線路跡は、なかなか相性が良い。

取材が終わり近くのコンビニまで行くと、今は滋賀にいる昔の会社の後輩から「一緒にランチをしましょう」とメッセージが入る。聞けば堅田の辺りの王将が近いとのことで、我が家としても都合が良いので、浜大津の電車道を抜けて堅田へ。

更に、古い'65ビートルと相性が良さそうな、山間の町へ。醒ヶ井駅から近いところに酒造があったので、行ってみたのだが、道は、こんな感じで超狭くなってしまった。

狭い道を、ハラハラドキドキしながら、酒造の駐車場らしいところへ'65ビートルを止めて、歩いて見たが、どうも廃業して随分と経っているようだった。道は狭いが、宅配のトラックなども走って来る。「やばいな~」と思いつつも、帰りも他の車に遭遇することなく、広い通りに出ることができた。

4月21日は、趣味のボランティア活動「よみがえれボールドウィン独行委員会」の第一回、総会の日。帰り道で古い農協へ寄り、ボンネットが奇麗になった 1969 VW1500 の記念撮影。

そのまま行ったのは、高山村のロックハート城でのワーゲンの集まりである。次男が 1978 VW Kabriolrt、トロッ子さんが 1965 VW1200 で既に集まっている。

ゴールデン・ウィークは毎年イベントの下見である。

まずは5月2日に 1965 VW1200 で旧国鉄熱塩駅へ向かった。朝、自宅を出て、最初のトイレ休憩は、いつも足尾。今回は足尾駅で小休止して、保存されている車両を眺める。

鬼怒川を抜け、五十里湖を抜けて、会津田島で「会津酒造」に立ち寄る。リフォームされているが、明治からの店舗内の眺めは圧巻である。好天ながら、怪しい雲が漂っていた。

会津田島の街を抜けて'65ビートルで寄ったのは、こちらのお宅。スバル360と、カルマン・ギア、ビートルが車庫に仕舞ってある。確か、息子さんもワーゲンに乗っていたとのこと。何度か寄って、コーヒーを頂いてお話をしているお宅である。高齢で、息子さんの所へ行っているのか、この日いたのは留守番の方だった。

会津下郷を抜け、会津本郷方向から、会津の「バーガー・スタンド」へ。ワーゲン・オーナーがやっているハンバーガー屋さんである。本当は、ハンバーガーでビールと行きたいが、ここからまだ300キロくらい走らなくてはならないので、アイスコーヒーで。

そして、塩川、喜多方を抜けて、旧熱塩駅。6月にここでイベントをするにあたっての下見である。駅構内を眺めて、イベントのチラシを置いて、熱塩温泉へ。今回は、前夜にふじやホテルに宿泊なので、そちらに挨拶も。

下見が終わったら、そのまま会津高田へ。知人の'65ビートルと記念撮影。見た目はボロいが、オリジナルが多く残る個体で、見どころ満載。車検を取る方向で整備中だった。

驚いたことに、1992年頃まで乗っていた 1966 VW1300 のホイールと再開した。タイヤも当時のまま、ブリジストンのホワイトリボンである。1989年にみんなでホイールを塗った時にした寄せ書き(!?)が証拠である。

日も傾いて帰路に就くが、会津下郷の「どろんこ」さんが営業中だったので、顔を出して少し早い夕食をした。