2019年 我が家のワーゲンとお出掛け その1

MY VOLKSWAGEN STORY

With Our VW Beetles 2019 Part 1

昭和の残り香 信沢あつし

Dec. 28 2019 Smell of oldies. A.Nobusan

2019年の我が家のクルマたち出かけたところを整理した。

新春の1月2日は、夜明と共に茨城県桜川市の真壁へと向かった。

国道50号から下館で右に折れて真壁へと。途中コンビニ前に渋いガソリンスタンドがあるので、ちょいと記念撮影。昭和なスタンドと昭和39年登録の 1965 VW1200 。

真壁では1974、1977ビートルと共に、酒蔵の村井醸造を訪ね、いつものようにワーゲンを置かせていただいて町の散策を楽しんだ。

昼食は国道沿いの焼肉屋。その後は、加波山神社への初詣。

毎年、行っているのだが、真壁は良い町である。ただ、近年は街中の食堂がないのが欠点。以前は2日から営業している食堂があったのだけれど。

正月休みの1月4日は、1978 VW Kabriolet で昼頃に出て烏山へ。駅の北の製材所を見て、島崎酒造で東力士を買って帰る。

3月16日は、1969 VW1500 で近所だが深谷の旧日本煉瓦まで。この日は途中でガソリンを入れて、深谷駅前の喫茶店でランチを食べた後に気が付いた。

ガソリン臭いのである。

キャップは閉まっているのにガソリン臭い。

その後判明したが、キャップのパッキンが割れていて、交換して解消。

翌日の3月17日は富士見のデハ3499の元へと1969ビートルで。デハの公開日とかで、数人のファンがやって来ていた。

デハ3499の次は、近所の保存電車を見に行くこととなった。そこで、見学に来ていた人を'69ビートルに乗せてあげた。

良く見かけるように思う昔のビートルだが、今や乗ったことがある人はとても少ない。結構、喜んでいただけた。

確か1月4日も夕飯で寄ったのだが、3月24日はお昼を食べに、'69ビートルで。オヤジさんは昔はミヤマレストランの中華で働いていた人で、その後、父親がやっていた文具店の隣に店を出したとのこと。

「ご主人は…」でいつも始まる会話は丁寧ながら群馬弁。でも、ミヤマレストランの高級さが伝わってくるのである。

3月31日は来々軒第二支店へ'65ビートルで。いつも通り、ラーメンとミニかつ丼のセットと餃子、ビールである。帰りはいつもトロッ子さんの運転となる。

さて、春は毎年京都でワーゲンで集まる。今年は4月6日に'65ビートルで出発した。内山峠、笠取峠、和田峠、塩尻峠は夜中に私の運転である。美濃加茂辺りで夜が明けるとトロッ子さんの運転。ここからは国道21号、国道8号と道が分かりやすいこともある。

ただ、今回は朝の各務原に寄った。手前が元製材所に残る丸太の原木を運んでいた線路跡である。

国道21号は各務原、岐阜と道が広くて走りやすい。大垣を過ぎ、道が狭くなると今度は景色がとても良い。関ケ原は旧中山道の面影も残す。

こちらは関ヶ原の「関ケ原たまり」。黒い板張りの大きく長い蔵が奥へと延びている。この長い蔵の中はずっとトロッコの線路が延びているが、ちょいと覗いたらコンクリートで埋められていた。

さて、京都はまだまだですが、その2へつづく。