2019年の我が家のクルマたち その3

MY VOLKSWAGEN STORY

Our VWs 2019 Part 3

昭和の残り香 信沢あつし

Dec. 23 2019 Smell of oldies. A.Nobusan

2019年夏以降の我が家のクルマたちのことである。

9月6日、輪玄舎After Youでタイヤ交換をして、鈑金屋さんへと向かう'65 VW1200と'69 VW1500。

こんな予定ではなかったが、ホワイトリボンのブルーの保護塗装を剥がすのに時間が取られてしまい、小野塚自動車ボデーに着くと暗くなってしまった。

行く前に電話をしておいたので、待っていてくれて、ただただ感謝である。左にはフード修理中のオーバルと、奥にはワーゲンバスも見える。オーバルのフロントフードは新品を取ったものの形が全然合わずに、ずっと悪戦苦闘中である。バスもずっとやっている。

暗くなった中、自宅へ戻る。群馬大橋が、ライトアップされて美しかった。しかし、我が家の'65は予定通り仕上がるのだろうか。

7月に急性緑内障発作で手術をして、右眼が良く見えなくなってしまい、また利き目だったことから、運転はあまりしていないのだが、2台で行くときは仕方がない。'78 VW1303 Kabrioletの車検が上がって取りに行ったのは、次男だったのかと思う。9月14日の写真である。

9月16日は次男の通勤用車、'73 VW1303Sを取りに、'69 VW1500で輪玄舎After Youへ。何が悪かったのかは良く分からないが、修理に入っていた。

見た目は汚いが、いつも調子よく走ってくれる。運転した感じは、我が家で一番普通のクルマである。調べたら2006年12月23日の夜に我が家にやって来た。長男が部品取りで貰った車だったが、実車を見たら走りそうだったので、タイヤとバッテリーなどを持って長男と次男で取りに行き、その場でオイル交換や整備をして、そのまま仮ナンバーで走ってきた。外観は悪かったが、エンジンや足回りは意外と良いビートルで、車検を取ると次男の足となったのだった。

部品取りのハズが、13年も走ってくれている。空冷ワーゲン恐るべし!!

次男と別れると、我が夫婦は小野塚自動車ボデーである。休みだったが、'65 VW1200の鈑金状況を見させていただいた。

鈑金箇所は、右フロントとリアの左右、3枚のフェンダーである。塗装も悪く、その下は鈑金をされずにパテが盛られていたとのこと。パテを剥がし鈑金でフェンダーの形を戻してもらった。

9月28日、フェンダーの鈑金が終わった'65ビートルを取りに行くと、ツルピカになった'65が表に置いてあった。

'65も全体的に磨いてもらい、サイド・ステップも交換して、随分とシャキっとした。とにかく10年間気になっていたフェンダーの形が元に戻ったのが気持ちいい。

サイドのランニングボードというかステップは、この年式頃はアブションだったのか、ボディ色に合わせたものがあり、この'65はグリーンがかったグレーの物だった。交換するにしても、ただのグレーや黒では嫌であったが、なんと似たようなカラーのパーツが売られているのを知り、すぐに買ったのだった。

2019年は'69 VW1500のフロント・フードを鈑金塗装し、'65 VW1200のフェンダーを鈑金塗装と、我が家のビートルたちが、ちょいと進化(!?)した年となった。とはいえ、退化というか、劣化して行ってる部分は他にも多々あるのであるが。

帰りは'65と'69のビートル2台でのツーリング。ワーゲンは2台以上集まると楽しいのである。見てくれは、まだまだというか、いつもイマイチの我が家のビートルたちであるが、走りは快調、快適。良く走ってくれる。

あ、'78くんだけは、まだ我が家に来て2年。先日もエンジンが掛からなくなってしまったのだ!! もう年末が近づいたけれど、'78カブリオレの様子を診てあげないといけない。

そんな我が家のクルマたちの2019年の修理、メンテのお話は、こんな感じでした。出かけた話なども、後ほどアップしましょうかね。デハ。