2022/02/11 1台で行って3台で帰る!?
それもオープンに3人乗車!!
2022 Comparison of old VWs.
昭和の残り香 信沢あつし
Feb. 11 2022 Smell of oldies. A.Nobusan
2021年12月に車検に出した '65 VW が終わり、真冬の夜に燃料ポンプが壊れて修理に出していた '73 VW1303S を整備屋「After You」さんまで引き取りに行った。
2月だけれども、天気は良かったので、'78 VW1303LSEカブリオレを「オープンにして行こう!!」となった。
そして、私は憧れのオープンにしたカブリオレのリアシートに陣取った。なぜならば、ビートルのカブリオレはフロントウインドーが近いので、あまり解放感を感じられないからだ。
とはいえ、現代のオープンカーと比べたら、十分に開放的なのだが。
前橋市街から、高崎市の吉井町まで、約20kmだから1時間はかからない。しかし、解放感をリアシートで堪能していたのであるが、高崎市に入ってしばらくすると日が陰って空気が冷たくなってきた。
吉井町に抜ける中山峠を下りだすと、過日降った雪が残っているではないか!!
少し身をかがめながらも、雪の残る峠道をオープンにしたビートルのカブリオレで走るのも気分が良いものだ。
なかなか体験できるものではない。
「せっかく我が家にカブリオレがあるんだから、オープンで乗らなくてはもったいない!!」
吉井町のくるまやラーメンで少し遅い昼食ののち、整備屋さんに到着すると、我が家の'65 VWと'73 VW1303Sと代車の赤い'72スタンダードビートルが並んでいた。
我が家の2台が並んでいるのだから、3台目の'78 カブリオレも並べて止める。'69 VW1500も並べられれば良いが、ドライバーが3人だから、それは無理。でも、3台の我が家のビートルたちが並ぶのは久しぶりである。
普段はカバーをかけているから。
そして、2台のビートルを引き取って帰る図。
'73は次男の普段の足だからもちろん彼が運転。奥さんは左ハンドルのワーゲンでバックギアに入れるのが苦手だから'65。なので私が'78 カブリオレで帰ることに。
「勝手に帰ろうね」と言いつつも、仲良し家族のビートルは一緒に走る。路肩に雪の残る峠をクネクネと上る光景は、とても良い。
もちろん、帰りは幌を閉めての運転。もう、日が陰って来て寒すぎるから。2月だし…。
国道17号線で前橋に入ると奥さんの'65は右に。スーパーで買い物をして帰るとか。
'73 VW1303Sと'78 VW1303LSEカブリオレは、家に着くまで仲良く走ったのだった。
楽しいよ。VWビートルは。普通のビートルは、普通に走るし。
当たり前か!!
2022年もとても幸せな空冷ビートル家族なのであります。