センター紹介

研究センターの目的

本センターは、伝統的な哲学研究に中心軸を据えつつも、変容を早める科学技術や国際情勢に正対し、東洋大学の創設者である井上円了が志したように、哲学的活動とその成果をこれからの社会に還元させることを目指ざしています。哲学研究という営み自体を反省する一方で、芸術、医療、工学といった多分野との学際的交流を通じ、社会からの哲学に対する潜在的な期待や要請を把握することで、次世代に向けた哲学のあり方を広く提案します。

研究センターの活動

本センターは「哲学・哲学史」「環境」「情報技術」の3グループから成ります。哲学・哲学史グループは、哲学研究を遂行しながら、その研究方法自体を批判的に検討します。環境グループは、最先端の知見がもたらす多様な「環境」概念から把握される新たな人間像を析出します。情報技術グループは、ロボットやAIの社会実装に必要な倫理的設計デザインの枠組みを模索します。

研究センターの展開

各グループの研究成果を社会に還元するために、シンポジウムやワークショップを開催していきます。また、そのような活動を通じ、これからの社会において哲学が扱うべき課題を共有し、より有意義で実りある研究成果を発信していきます。

  

2011年度~2015年の国際哲学研究センター研究ユニットについては下記をご覧ください。

 

2015年度までの「エコ・フィロソフィ」学際研究イニシアティブの研究ユニットについては こちら をご覧ください。