書籍紹介)

「財政再建は通貨改革でOK!」

消費増税がまったく必要ない理由

 財政赤字の唯一無二の原因は、

 通貨発行権を持つ政府が通貨を発行せず、

 国債を発行することにある。

http://www.amazon.co.jp/dp/B07JC7VTKT

<紹介>

 いま世間では、政府の借金(国債発行残高)が国民1人当たり800万円を超え、財政破綻で日本は大変なことになると騒がれています。その一方、政府が使う財政支出を減らしているからインフラは老朽化、教育科学への支援も先細りで将来は日本人のノーベル賞受賞が危ぶまれます。そして、わずかばかりの年金も減るばかり。

 財政支出を増やせば借金が増え、財政支出を減らせば日本が衰退し国民が窮する。まるでゼロサムゲームのように閉塞的な状況にある日本。一方でマスコミは消費税を増税せよとの大合唱。これでは人々の将来への不安が消えることなど夢物語です。政府の借金を減らし、かつ、日本を復活させる大胆な方法は無いのか?その一つの方法が「通貨改革」なのです。

<登場人物>

<目次>

第1章 財政再建はおカネの発行で解決せよ

(1)国債はおカネを刷って返せばよい

国の借金で日本は地獄になる?

増税なき財政再建の方法

(2)世の中のルールが無茶苦茶になる?

そもそも政府が借金する必要はない

おカネを刷るとハイパーインフレになる?

円が暴落してハイパーインフレになる?

コラム:日本は本当に財政破綻するのか?

第2章 おカネの正体はすべて借金だった

(1)世の中のおカネは借金によって作られる

銀行制度(信用創造)の起源

マネタリーベースとマネーストック

信用創造と金利政策

コラム:日本銀行券の役割

リフレ理論と量的緩和政策

なぜ将来へのツケが増えるのか?

コラム:なぜ量的緩和してもインフレにならないのか?

(2)財政再建すると世の中のおカネが消える

国の借金を返すと国民の貯蓄が消える

家計の貯蓄を減らさずに財政再建するには

誰が借金を負うべきなのか?

第3章 おカネは経済の潤滑剤

(1)おカネを増やさないと経済はどうなる?

おカネを増やすべき理由

幸福はおカネの問題ではない?

おカネを増やしてもインフレになるだけ?

(2)将来へのツケなしにおカネを増やす方法

改革案A:永久国債

改革案B:政府通貨

コラム:500円硬貨は政府通貨です

(3)プライマリーバランスからインフレ目標へ転換

プライマリーバランス思考が経済を破綻させる

コラム:緊縮地獄とおカネの国(ジョーク)

第4章 テクノロジーの時代における通貨制度

(1)バブルと財政の問題を永久に解決する

インフレ暴走の原因は信用創造にある

「ソブリンマネー」とそのメリット

新時代のおカネの供給ルート

(2)結論として

まとめ