このページでは私の独断と偏見に基づいて特にゲームへの影響が大きかったと思われるルールの変更点をご紹介します。
要約なので分かり辛ければ原文を読みましょう。リンクが貼ってあるので。
更新があった日付も付記したので、触っていなかった時期のものだけ確認する!という使い方もアリです。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31616/
断片化したループについての記載が修正されました。
【変更前】
お互いに任意能力を行う選択をする事で、ループが継続されゲームが進行しない場合、
ループを始めた側ではないプレイヤーが能力を行わない事を選んで進行します。
↓
【変更後】
お互いに任意の行動を選択することで、ループが継続されゲームが進行しない場合、
ターン・プレイヤーが違う行動を行ってループを止めてゲームを進行する。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31617/
《あたりポンの助》、《∞龍 ゲンムエンペラー》などが持つ「クリーチャーの能力を無視する能力」の効果処理について変更がありました。
「このクリーチャーが破壊された時、~する」ような、バトルゾーンからその他のゾーンへ移動する事で誘発する能力はバトルゾーンを離れる直前の状態をチェックする為、その段階で能力が無視されていた場合は誘発する事がありません。
【変更前】
《∞龍 ゲンムエンペラー》などの効果で能力を失っているクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、
その「離れた時」に発動する効果を使うことができる。
↓
【変更後】
《∞龍 ゲンムエンペラー》などの効果で能力を失っているクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、
その「離れた時」に発動する効果は使うことができない。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31618/
攻撃ステップの処理が変更されました。
また、それに伴い「使用宣言が必要な誘発型能力」の記載が追加されました。
また、506.3cがターンプレイヤー側の能力のみを解決する内容に修正されました。
(非ターンプレイヤー側の能力を解決するタイミングはこれらの後に設定されました。)
→使用宣言について
【変更前】
506.3b 誘発する能力には任意で使用をすることができるものがあります。
使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。
506.3c その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
この過程で非ターンプレイヤー側の効果が生じた場合、ターンプレイヤーの効果処理後に処理します。
↓
【変更後】
506.3b 誘発する能力には任意で使用をすることができるものがあります。
使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。
任意で使用をする誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。
506.3c その後、ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理します。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31618/
呪文自身の持つ置換効果の処理について記載が追加されました。
609.8a 呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用されます。
例:龍素記号Sr スペルサイクリカの能力で墓地からブレイン・チャージャーを唱えた後、「チャージャー」の置換効果が優先され、ブレイン・チャージャーはマナゾーンに置かれる。
例:ブロッケン・ヴォーンがいる状況で、マナゾーンから生命と大地と轟破の決断を唱えた後、呪文能力にある「墓地に置くかわりに」の置換効果が優先され、生命と大地と轟破の決断は山札の一番下に置かれる。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31621/
キーワード処理「入れ替える」に関して記載が追加されました。
主に「革命チェンジ」や「Jチェンジ」に影響します。
【変更前】
入れ替え先、入れ替え元どちらかが正常に移動しない場合でも可能な限りカードを移動させていました。
701.26. 入れ替える
701.26a 入れ替えるとは、2つのゾーンにある別々のカードの場所を交換するということです。このとき、入れ替えられてバトルゾーンに出たクリーチャーは、入れ替える前のクリーチャーの位相と状態を引き継ぎます。
(革命チェンジやJチェンジで入れ替えられたカードは攻撃状態にあります。)
↓
【変更後】
どちらかが正常に移動しない場合、一切カードの移動が行われなくなりました。
例にもありますが一部のデッキで有力なフィニッシュ手段として採用されていた《バトライ閣》と革命チェンジクリーチャーを利用したコンボは現在では使用できません。
701.26. 入れ替える
701.26a 入れ替えるとは、2つのゾーンにあるカードの場所を交換するということです。入れ替える効果によってクリーチャーをバトルゾーンに出す場合、入れ替えられたクリーチャーは入れ替える前のクリーチャーの位相と状態を引き継ぎます。
(革命チェンジやJチェンジで入れ替えられたクリーチャーは攻撃状態にあります。)
701.26b バトルゾーンのクリーチャーを入れ替える効果を解決する際、置換効果等によって結果的にカードの移動が正常に行われない場合、その入れ替えは実行されません。それぞれのカードはゾーンを移動せず、状態は一切変化しません。
例:爆熱DX バトライ武神で攻撃する時に蒼き団長 ドギラゴン剣の革命チェンジを使用した場合、龍回避によってカードがバトルゾーンを離れないため入れ替えは実行されない。結果として、爆熱DX バトライ武神は攻撃を継続し、蒼き団長 ドギラゴン剣は手札にとどまる。
例:真・天命王 ネバーエンドで攻撃する時に革命チェンジを使用し、入れ替えに際して真・エスケープを使用する場合、入れ替えは実行されない。結果として、真・天命王 ネバーエンドはバトルゾーンを移動せず、真・エスケープは解決されない。
※例外
ゾーン全体を入れ替える場合、どちらかのゾーンのカードが正常に移動しない場合でも可能な限りカードを移動させます。
701.26c 2つのゾーンのカードをまるごと入れ替える効果が存在します。これらは、片方のゾーンのカードが0枚であっても解決されます。
また、置換効果等によって一部のカードの移動が正常に行われない場合でも、残りのカードの入れ替えは実行されます。
例:魔天降臨、オールサンライズ
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31624/
《バイナラドア》《未謎の鎖 ブリタネッコ》が持つような前の文に条件が記載されている能力における「その後」の効果処理に関して、
「その後」の能力を処理する為には前の文の条件を満たしている事が必要になりました。
【変更前】
条件の部分を満たしている/いないに寄らず「その後」の後の効果処理を行えます。
例:バイナラドアの能力
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計3枚以上あれば、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。その後、自分はカードを1枚引く。
↓
【変更後】
条件の部分を満たしていない場合、「その後」の後の効果処理を行うことができません。
例:バイナラドアの能力
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計3枚以上あれば、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。その後、自分はカードを1枚引く。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31626/
「スター進化」の実装に伴い、進化クリーチャーの一番上のカードのみがバトルゾーンを離れた際に発生していた「再構築」についてルールが変更されました。
どちらも進化クリーチャーの一番上のカードのみがバトルゾーンを離れた際の処理です。
簡単に書くと進化元の用意できない進化クリーチャーでもバトルゾーンに残せるようになりました。
【変更前】
進化元に進化クリーチャーが含まれていた場合、進化クリーチャーをバトルゾーンに残す為には適正な進化元となるクリーチャーが必要です。
また、離れたクリーチャーが複数のカードを進化元にする場合、複数のカードをバトルゾーンに残す事ができます。
また、進化元の特定のカードをバトルゾーンに残さない事も可能です。
↓
【変更後】
進化元に進化クリーチャーが含まれていた場合、進化クリーチャーをそのままバトルゾーンに残す事が可能です。
また、離れたクリーチャーが複数のカードを進化元にする場合、1番上にあったバトルゾーンに単独で存在できるカードをバトルゾーンに残し、残りはそのカードの下に留まります。
801.4. 進化クリーチャーの一番上のカードのみがバトルゾーンを離れる時、その下にあるカードは適正な状態に再構築されてバトルゾーンに残ります。この時、タップとアンタップの位相は、バトルゾーンを離れた進化クリーチャーと同じになります。
801.4a 再構築する際、バトルゾーンを離れた進化クリーチャーのすぐ下にあるカードがクリーチャーの場合、それをそのままバトルゾーンに残します。クリーチャー以外の場合は、それを墓地に置きます。
801.4b再構築する際、バトルゾーンを離れた進化クリーチャーの下に複数枚のカードがある場合は、一番上のクリーチャーをバトルゾーンに残し、他はそのクリーチャーの下に重ねたままにします。
一番上のカードがクリーチャー以外の場合は、それを墓地に置きます。
一番上のカードがクリーチャーになるまでこの手順を繰り返し、新たに一番上になったクリーチャーをバトルゾーンに残します。
801.4c 再構築されたクリーチャーは新たにバトルゾーンに出るわけではなく、すでにバトルゾーンにあったものとして扱います。
バトルゾーンに出た時に誘発する効果は発生しません。
また、それらのクリーチャーはターンのはじめから進化クリーチャーの下に存在していたのであれば、新たに召喚酔いしません。また、再構築前に受けていた効果があれば再構築後も引き継ぎます。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31627/
「召喚」に関する裁定変更があり、主に「クリーチャーをバトルゾーンに出せない状況で召喚を試みる場合」について処理が変わりました。
【変更前】
クリーチャーをバトルゾーンに出せない状況でも「召喚」を行うことができます。
(召喚=クリーチャーをコストを支払ってバトルゾーンに出せる状態にすること。
この場合バトルゾーンには出せないので、コストの支払い→どこでもないゾーンへの移動までは行われるが、最終的には元あったゾーンに留まる。)
↓
【変更後】
クリーチャーをバトルゾーンに出せない状況では「召喚」を行うことができません。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31632/
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31631/
ターン終了ステップの処理に関する裁定変更があり、それに伴い総合ルールも修正されました。
【変更前】
1.「ターンの終わりに」誘発する使用宣言が必要な能力の使用宣言をターン・プレイヤーと非ターン・プレイヤーが同時に行う。
2.待機状態の効果をターンプレイヤーから順に処理する。
↓
【変更後】
1.使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言をターン・プレイヤーが行う。
2.ターン・プレイヤーの待機状態の効果を処理する。
3.ターン・プレイヤーの待機状態の効果がすべてなくなったら、使用宣言が必要な誘発型能力の使用宣言を非ターン・プレイヤーが行う。
4.非ターン・プレイヤーの待機状態の効果を好きな順番で処理する。
この過程でターン・プレイヤー側の効果が誘発した場合、処理中の効果を解決した後でターン・プレイヤーの効果を優先して処理し、その後非ターン・プレイヤー側の処理に戻る。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31631/
ツインパクトのコスト参照に関して記載が追加されました。
「なんらかの効果でコストを参照する場合その効果のコントローラーが参照するコストを決定できる」旨が総合ルールに明記されました。
また、例外として「ガチンコジャッジ時のみカードの持ち主が参照するコストを決定できる」旨が追記されました。
【追記内容】(一部抜粋)
201.2b ツインパクトのように2つのコストを持つカードが存在します。2つのコストを持つカードのコストを効果や能力によって参照する場合、その効果や能力を使ったプレイヤーは、そのうちの好きな方のコストのみを参照します。
例:≪7777777≫を唱えたプレイヤーが対戦相手の山札の上から表向きにしたツインパクトカードを選んだ場合、≪7777777≫を唱えたプレイヤーが参照するコストを選ぶ。
201.2c ガチンコ・ジャッジでツインパクトのように2つのコストを持つカードを見せた場合、能力を使ったプレイヤーではなく、それを見せたプレイヤーが参照するコストを決定します。これは、201.2bの例外です。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31631/
使用宣言が必要な能力に関して、記載が修正されました。
以前の修正(ここに上の見出しに飛ぶリンクをつけたい)に具体的な能力名が追記されたのみであり、この修正によるカードの挙動や裁定の変更はありませんでした。
【追記内容】(一部抜粋)
506.3b 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。使用する場合、まずターン・プレイヤー側が使用するものをすべて宣言します。使用宣言が必要な誘発型能力とは、ニンジャ・ストライクや革命チェンジなど、非公開ゾーンで誘発する能力を指します。(参考603.2e)
603.2e 誘発型能力の中には使用宣言が必要なものがあります。「ニンジャ・ストライク」や「革命チェンジ」、「無月の門」など、非公開ゾーンで誘発する誘発型能力は、すべて使用宣言が必要な誘発型能力です。これらの能力は、墓地やマナゾーンなど、公開ゾーンから使用する場合にも、使用宣言を行う必要があります。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31637/
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31636/
ブロッククリーチャー指定ステップの記載が修正、追加されました。
【変更前】
ブロッカーやガードマンを持つクリーチャーが複数体存在する場合の処理については明記されていませんでした。
↓
【変更後】
「507.1a の段階で能力を使用するクリーチャーを全て選ぶ必要があり、その時点で適正に攻撃先を変更できるものしか選べない」と定義されました。
複数のクリーチャーがブロッカーを使用する事ができる点に変わりはないので、《小結 座美の花》でブロッカーを全てタップさせる事ができる点は変わりません。
「このクリーチャーがブロックした時」のような能力は全ての攻撃先を変更する能力を使用し終えた後、最終的にブロックするクリーチャーが確定したタイミングでブロッククリーチャーの能力のみが誘発します。
【追記内容】(一部抜粋)
507.1a ブロッカーやガードマンなど、攻撃先を変更する能力を使用したい場合、非ターン・プレイヤーはその能力を使用できる1体以上のクリーチャーを選びます。複数体を選ぶ場合は同時に選びます。
選ぶクリーチャーは、適正にその能力を使用できる状態でなければいけません。
攻撃先を変更する能力を使用するために何らかの条件を必要とするクリーチャーは、その条件を満たせない状態では選ぶことができません。
例:ブロッカーを持つタップ状態のクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
例:相手のクリーチャーがプレイヤーを攻撃している場合、ガードマンを持つクリーチャーを、能力を使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。他にブロッカーを持つクリーチャーがいたとしても同様です。
例:「ブロックされない」能力を持つクリーチャーが攻撃している場合、ブロッカーを持つクリーチャーを選ぶことはできません。
例:アンタップ状態のブロッカーを持つクリーチャーが攻撃されている状況で、その攻撃されているクリーチャーは、ブロッカーを使用するクリーチャーとして選ぶことはできません。
507.1b 非ターン・プレイヤーは、自身のクリーチャーに何らかのブロックを強制する効果がある場合、ブロッカー能力を使用するクリーチャーとしてそのクリーチャーを必ず選ばなければいけません。複数のクリーチャーにブロックを強制する効果がある場合は、それらすべてを選ぶ必要があります。
例:ブロッカー能力を使用できる自分のクリーチャーが2体いる状況で、相手の小結 座美の花が攻撃した場合、自分はその両方を、能力を使用するクリーチャーとして選ぶ必要があります。
507.2 選んだクリーチャーの能力を解決します。能力を使用するクリーチャーを複数体選んでいた場合、それらの能力を非ターン・プレイヤーが好きな順番で1つずつ解決していき、結果的に、最後に解決した能力によって攻撃先が変更されます。
507.2a 最終的に、ブロッカー能力によってその能力を使用したクリーチャーに攻撃先が変更された場合、選ばれたクリーチャーはブロッククリーチャーとして指定されます。「その攻撃」から取り除かれるか、または攻撃終了ステップまで、それはブロッククリーチャーであり続けます。
例:2体のクリーチャーのブロッカー能力を使用した場合、最後に効果を解決した1体のみがブロッククリーチャーになります。
~中略~
507.3. ブロッククリーチャーが指定されたことによって誘発する能力が誘発し、効果が全て待機状態となります。507.3a 「このクリーチャーがブロックした時」という誘発条件を持つ誘発型能力は、その能力を持つクリーチャー自身がブロッククリーチャーに指定されることで誘発します。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31640/
新カードタイプ「スター進化クリーチャー」の登場に伴い、スター進化に関する記載が追加されました。
ルールによって「バトルゾーンを離れる時かわりに一番上のカードのみが離れる」事が定義されています。
その為、能力が無視されていたとしても「バトルゾーンを離れる時かわりに一番上のカードのみが離れる」を適用する事が出来ます。
その他のルールは基本的に通常の進化クリーチャーに順じます。
【追記内容】(一部抜粋)
811. スター進化クリーチャー
811.1. スター進化クリーチャーとは、バトルゾーンを離れる時、かわりに一番上のカードのみが離れる進化クリーチャーです。
811.1a スター進化クリーチャーが持つ「離れる時」の効果は置換効果です。バトルゾーンを離れる時、先に別の置換効果を適用した場合や、別の置換効果によってバトルゾーンを離れる場合、「離れる時」の効果を適用することはできません。
811.1b 禁断スター進化クリーチャーは、進化元を必要とせずにバトルゾーンに出せるスター進化クリーチャーです。バトルゾーンを離れる時は、スター進化クリーチャーと同様に、かわりに一番上のカードのみが離れます。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31639/
「侵略」能力の裁定について変更がありました。
複数のクリーチャーを同時に「侵略」する際の処理について
【変更前】
その他の待機している効果が存在する場合、「侵略」とそれらを任意の順番で解決する事ができますが、「侵略」を使用するタイミングで全てのクリーチャーを一度にバトルゾーンに出す必要があります。
↓
【変更後】
その他の待機している効果が存在する場合、「侵略」とそれらを任意の順番で解決する事ができ、通常の誘発型能力と同様にそれぞれのクリーチャーの「侵略」とその他の待機している効果を任意の順番で解決する事ができます。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31641/
【注意】
この項と次の項に限り、内容が煩雑&重要な為上記の原文をお読み頂く事を推奨します。
山札からカードを出す/使用する際の裁定について変更がありました。
《蒼き守護神 ドギラゴン閃》や《聖霊左神ジャスティス》のような山札を見て/表向きにして、その中から使用したカードの効果で山札からカードを移動させる場合についての裁定が変更されました。
(フェアリーライフで山札の一番上のカードをマナゾーンに置く/EXライフで山札の一番上のカードをシールドゾーンに置く、等)
【変更前】
見ている/表向きになっているカードの中からもカードを移動させる場合があります。
(表向きにしたカードの順番を入れ替えてしまった!というトラブルに遭遇した経験のある方も多いかと思います)
↓
【変更後】
見ている/表向きになっているカードは他の効果の影響を受けず、山札からカードを移動させる能力で移動しません。
(移動するカード自身は他のカードの効果の影響を受けます。《とこしえの超人》等)
(見ている/表向きになっているカードは山札に属している状態ではあります。)
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31642/
【注意】
この項と前の項に限り、内容が煩雑&重要な為上記の原文をお読み頂く事を推奨します。
【変更点】
前提となる効果を処理し、その結果が後半に記載される条件を満たした場合に追加の効果を発揮する能力の処理について、前提となる効果が他の効果によって実際に実行されなかった場合でも追加の効果を発揮できるよう、回答が変更されました。
《ア・ストラ・ゼーレ》のような
「~クリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。こうして6体以上が手札に戻されたなら、~する」
や、《バサラ》のような
「相手の一番パワーが大きいクリーチャーをすべて破壊する。こうして破壊された相手のクリーチャー1体につき、~する」
について、実際に移動しなかったクリーチャーについても移動したクリーチャーとして数に含められるよう裁定が変更されました。
【例外】
「このクリーチャーが破壊された時」
「相手のクリーチャーが破壊された時」
《BAKUOOON・ミッツァイル》や《禁断竜王 Vol-Val-8》のような「他の能力で破壊されたクリーチャーを参照する能力」
これらについてはこれまで通り実際にクリーチャーとして墓地に置かれた数のみを参照します。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31645/
「G・ストライク」に関する記載の追加によるルール変更がありました。
(「G・ストライク」自体は少し前に登場していたのですが、それまで総合ルールに記載はなく、よくある質問に処理方法が記載されていました)
【変更前】
①「S・トリガー」や「S・バック」と同じタイミングで使用宣言
②使用宣言と同時に対象を選択
③それぞれを解決
と、同じタイミングで解決される「S・トリガー」や「S・バック」と若干異なる手順で効果を解決します。
↓
【変更後】
①「S・トリガー」や「S・バック」と同じタイミングで使用宣言
②解決時に対象を選択
と、同じタイミングで解決される「S・トリガー」や「S・バック」とほぼ同様の手順で効果を解決します。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31645/
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31647/
手札/マナゾーンから3種類のカードを合体させて1体のクリーチャーになる(!)、新カードタイプ「キング・セル」についての記載が追加されました。
基本的にそこまで複雑な部分はありませんが、マナゾーンから使用する場合のみ少し特殊なコストの支払い方をします。
812.1c キング・セルを合体したカードとして使用する場合、合体した状態の左上に記載されたマナコストを支払う必要があります。この時、キング・セルは、コストの支払いが完了してからどこでもないゾーンへ移動し、合体します。
例:«Volzeos-Balamord»を合体させて召喚する場合、5文明のマナを含む9マナを支払う必要があります。
例:手札にある≪新世界王の権威≫とマナゾーンに置かれた≪新世界王の思想≫≪新世界王の闘気≫を合体させて«Volzeos-Balamord»を召喚する際、マナゾーンの≪新世界王の思想≫≪新世界王の闘気≫からもそのマナコストを支払えます。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31647/
山札が無い時にカードを引く際の処理について、記載が追加されました。
【変更前】
何らかの能力で山札が0枚の状態でゲームが続いており、カードを引く場合
・「カードを引いた時」という能力は誘発しません。
・カードを引くことを置換する効果は適用されません。
↓
【変更後】
何らかの能力で山札が0枚の状態でゲームが続いており、カードを引く場合
・「カードを引いた時」という能力は誘発しません。
・カードを引くことを置換する効果は適用されます。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31650/
新カードタイプ「S-MAX進化クリーチャー」の登場に伴い、「S-MAX進化クリーチャー」に関する記載が追加されました。
「S-MAX進化クリーチャー」は
・進化元無しで出す事ができる。
・プレイヤー1人につき1体しかバトルゾーンに存在できず、1人のコントロールでS-MAX進化クリーチャーがバトルゾーンに2体以上いる場合1体以外を全て常在型能力による単発的効果として手札に戻す。
・その他の部分は通常の進化クリーチャーに順ずる。
という性質を持ちます。
・「自分がゲームに負ける時、かわりにこ自身を破壊するか、手札から同名カードを1枚捨てる。」
という能力も持っていますが、こちらはクリーチャーの能力でありルールで定義されている訳ではありません。
【追記内容】
813. S-MAX進化クリーチャー
813.1. S-MAX進化クリーチャーは、進化元を必要とせずにバトルゾーンに出せる進化クリーチャーです。
813.1a S-MAX進化クリーチャーは、プレイヤー1人につき1体しかバトルゾーンに存在できません。1人のプレイヤーのS-MAX進化クリーチャーがバトルゾーンに2体以上いる場合は、そのうち1体を残し、残りをすべて手札に戻します。これは常在型能力です。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31649/
一部の常在型能力が生成する単発的効果の扱いについて、新たに定義されました。
≪伝説の禁断 ドキンダムX»のゲームに負ける効果などがこれに該当します。
【変更前】
常在型能力から発生する効果について、複数が同時に存在する場合それらは全て同時に適用されます。
↓
【変更後】
常在型能力から発生する単発的効果について、複数が同時に発生する場合ターン・プレイヤーの効果から順番に処理を行います。
また、1人のプレイヤーのカードが持つ常在型能力が複数の単発的効果を生成している場合は、そのプレイヤーが好きな順番でそれらの効果の処理を行う。
【追記内容】(一部)
604.4. 一部の常在型能力は、例外的に単発的効果を生成します。これらの能力が効果を生成する条件を満たした場合、他の能力を解決する前にその効果を適用します。また、効果を処理する途中で生成された場合は、その処理に割り込んで効果を適用します。効果を適用した後に常在型能力による単発的効果を生成する条件がまだ満たされている場合、改めてその効果を適用します。
例: 伝説の禁断 ドキンダムXの敗北効果、S-MAX進化の手札に戻す効果
604.4a 常在型能力が単発的効果を生成した際に、継続的効果がある場合、継続的効果をすべて適用した後でその単発的効果を適用します。
604.4b常在型能力により生成された単発的効果が複数ある場合、その発生源がどのプレイヤーのカードかによって処理が変わります。1人のプレイヤーのカードが複数の単発的効果を生成している場合、そのプレイヤーは単発的効果を好きな順番で適用します。複数のプレイヤーのカードが単発的効果を生成している場合、ターン・プレイヤーの効果から先に適用します。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31649/
「タマシード」の登場により再構築のルールについての記載が修正されました。
再構築の結果、単独でバトルゾーンに存在できるカードであればバトルゾーンに残せるようなりました。
(単独でバトルゾーンに存在できるカード→カードタイプがクリーチャー、クロスギア、フォートレス、フィールド、Artifact、タマシードのカードを指します)
【変更前】
再構築する際、バトルゾーンを離れた進化クリーチャーのすぐ下にあるカードがクリーチャーの場合、それをそのままバトルゾーンに残す。
クリーチャー以外の場合はそれを墓地に置く。
↓
【変更後】
再構築する際、バトルゾーンを離れた進化クリーチャーのすぐ下にあるカードが単独でバトルゾーンに存在できるカードである場合、それをそのままバトルゾーンに残す。
それ以外の場合はそれを墓地に置く。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31649/
キーワード処理「破壊」のルールが変わりました。
これまで「破壊」というキーワード処理はクリーチャーに対してのみ使われていましたが、このルール変更により、バトルゾーンに存在する全てものに対して使われる事となりました。
この変更により、特定のカードの持つ「セイバー」等の「破壊」を置換する能力をクリーチャー以外がバトルゾーンから墓地に置かれる際も適用できるようになりました。
【変更前】
「破壊」は「クリーチャーをバトルゾーンから墓地に置こうとすること」
↓
【変更後】
「破壊」は「カードをバトルゾーンから墓地に置こうとすること」
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31654/
選択肢を持つ能力の処理が変更されました。
今後選択肢を持つ能力は、その能力の解決時に使用する選択肢を選びます。
【変更前】
選択肢を持つ能力は、その能力のトリガー時や、呪文を唱えたタイミングで使用する選択肢を選ぶ。
↓
【変更後】
選択肢を持つ能力は、その能力の解決時に使用する選択肢を選ぶ。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31662/
どこでもないゾーンのルールが変更され、名称が“保留状態”に変更されました。
それに伴い総合ルールに保留状態の項目が追加されました。
どこでもないゾーンのルールから殆ど変更はありませんでしたが、以下の2点については以前と処理が異なる為要注意です。
・召喚以外の方法でクリーチャーをバトルゾーンに出す際も“保留状態”を経由する事が明記されました。
・“保留状態”から何らかの影響により結果的にカードが移動しなかった場合の処理が
【変更前】
元あったゾーンにカードが置かれた時の能力はトリガーする
↓
【変更前】
元あったゾーンにカードが置かれた時の能力はトリガーしない
に変更されました。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31661/
《ドンドン火噴くナウ》
「~する。こうして~したカード以下のコストを持つ~を~する」
《ア・ストラ・ゼーレ》
「~する。こうして~以上が~されたなら~する」
のような前提となる効果を処理し、その結果を参照して後半の効果を処理する能力について
【変更前】
前提となる効果が置換され、結果的にそれが実施されていない場合でも後半の効果を実行できていました。
↓
【変更前】
前提となる効果が置換され、結果的にそれが実行されなかった場合は後半の効果を実行できません。
に変更されました。
ただし以下の2点については例外であり、既存の裁定が適用されます。
・前提となる効果が「破壊」である場合
・後半の効果で参照するものが明記されていない能力
(=こうして~した、のような記載がない能力。例:《大地門ライフ・ゲート》《葬磁縫合 セブ・シュテロン Λ》等 )
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31653/
選択肢を持つ能力について、
【変更前】
選択肢を持つ能力は、その能力が誘発した際に、選択肢を選びます。
↓
【変更後】
選択肢を持つ能力は、その能力を解決する際に、選択肢を選びます。
に変更されました。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31659/
ニンジャ・ストライクに関して、
【変更前】
ニンジャ・ストライクを使用宣言(506.3b )する際、指定された数字分のマナが必要です。
↓
【変更後】
ニンジャ・ストライクを使用宣言する際、指定された数字分のマナは必要ありません。
に変更されました。
112.3c
ニンジャ・ストライクは、ターン・プレイヤーのクリーチャーが攻撃した後の非ターン・プレイヤーの処理タイミング、または非ターン・プレイヤーのクリーチャーがブロックした後のターン・プレイヤーの処理タイミングにおいて、指定されたマナゾーンの枚数を満たしていた場合にクリーチャーのコストを支払わずに召喚する能力です。
能力の使用宣言を行うタイミングで指定されたマナゾーンの枚数を満たしていなかったとしても、解決の際にマナゾーンの枚数を満たしていた場合はコストを支払わずに召喚できます。
「どこでもないゾーン」のルールが変更され、名称が「保留状態」になりました。
複数のカードを同時に使用する場合など、一部処理のルールが変更されました。
非常に重要なので要確認です。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31662/
保留状態に関する記載の修正に伴うよくある質問の記載変更
→https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31660/
ルール自体は変更されていませんが、種族に単独で「ドラゴン」のみを持つカードが発売された為、《凶刻の刃狼ガル・ヴォルフ》など種族を選ぶ能力で選択できるようになりました。
203.4. 効果で種族を選ぶ場合、種族の一部分や存在しない種族を選ぶことはできません。
例:「サイバー」は単体で存在しない種族であり、選ぶことはできません。
エレメントが新たに定義されました。
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316639/
裁定の変更ではありませんが、明示されていなかった複数のカードが同時に移動する際、それぞれに適用できる置換効果がある場合の処理の手順が明示されました。
今後は
①ターンプレイヤーが適用する置換効果を決定
(ターンプレイヤーが適用する置換効果によって影響を受けるカードを選択)
②非ターンプレイヤーが適用する置換効果を決定
(非ターンプレイヤーが適用する置換効果によって影響を受けるカードを選択)
③それぞれの置換効果を解決し、同時にカードが移動
※置換効果によって影響を受けるカードを選ぶ際、別の置換効果の適用を決定した際に選んだカードを改めて選ぶことはできません
関係するよくある質問
ジャシン帝vsジャシン帝
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42963/
ジャブラッドとアビスクリーチャーが同時に破壊される場合
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42962/
https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316639/