『実践アジャイルテスト』第06章のコメント・疑問

第3部 アジャイルテストの4象限(P93)

第6章 テストの目的(P95)

6.1 アジャイルテストの4象限(P96)

6.1.1 チームを支援するテスト(P97)

「左の象限は、チームが製品を開発することを支援するもの」。(ヤマモト)

「第1象限の主な目的はテスト駆動開発あるいはテスト駆動設計です。」

「第2象限も開発者を支援するものですが、より高いレベルのものです。...顧客テストとも呼ばれ...外部品質と顧客が要求する機能を定義します。」(ヤマモト)

P.97 「第1象限:単体テストは、オブジェクトやメソッドなどのシステムの小さなサブセットの機能性を確認します。コンポーネントテストは、サービスを提供するクラスのグループなど、より大きなシステムの振る舞いを確認します。」

P.98 「第2象限:第2象限のテストを「受入テスト」と呼ぶ人がいますが、受入テストというのは第3象限や第4象限に含まれるような、より大きな範囲のテストを含んでいます。」

この辺の言葉の定義がややこしいですね。 (You&I)

P.97 第1象限の説明で「これらのテストは顧客が使用するためのもの」とはどんな意味でしょうか?「テスターが使用」なら分かるのですが。(岩井)

「開発者を支援する」ってどういう意味か不明。製品を批評している右側も結局は開発者を支援しているのでは?右下なんて特にそう思う。開発者っていうのはPGとテスターに限定している?

単体テストとシナリオは性格が違うのはわかるけど、パフォーマンステストはビジネス面の側面が大きいと思うし、全体の分類基準がわからない。

Q1:MVCのMの部品のテスト、Q2:Mの総合テスト、Q3:VCを使ったテスト、Q4:その他のテスト といった分類を表にした程度か?(あな)

6.1.2 製品を批評するテスト(P99)

「批評とは、賞賛と、改善のための提言を含みます。」

「第3象限のテストは、ソフトウェアが期待に合っているか、あるいは競争相手に勝っているかを見るためのものです。」「探索的テストはこの象限の中心です。」

探索的テストは隠れたバグを掘り出すテストという印象を持っていました。このように高度なビジネス価値評価を行うのは簡単なことではないように思います。後の章で詳しく解説されるのでしょうか。(ヤマモト)

P.100 「探索的テストの実施において、テスターは結果を分析する為に批判的な考え方で、テストの設計と実施を同時に行います。」 ここでは批評ではなく批判。 (You&I)

「第4象限の技術面のテストは、パフォーマンスや堅牢性やセキュリティなどの製品の側面を評価する」(ヤマモト)

P.99 「第3象限:ユーザと顧客がこれらのタイプのテストをよく行います」⇒「ユーザ」と「顧客」の使い分けがよく分かりません。(岩井)

P.101 「非機能要求をチェックする」⇒「象限の番号とテストの順序が関係ないこと」が、従来の局面化プロセスとの大きな違いということですね。(岩井)

6.2 ストーリーがいつ終わるのかを知る(P102)

6.2.1 責任の共有(P103)

6.3 技術的な負債を管理する(P103)

P.103 「技術的な負債」 最近ではIE6(IE6向けに作られたサイト)がそうでしょうか。ただIE6問題はその時点ではIE6が標準的なブラウザとなっていたからで、あまりにIE6固有・特有のHTML/CSS表現を使っても将来的に大丈夫というチームの判断はされていたかも知れませんね。 (You&I)

「技術的な負債の管理」は非常に気になる話題。

ただ、テストをするとそれが管理できるのか?

ここではテストの目的というより自動テストで負債を最小化するといいたいだけか? (あな)

6.4 コンテキストのテスト(P104)

P.104 「象限は、あなたのチームが「出来具合」を見る時の、テストの異なる面のすべてを考慮することの助けとなります。」 これは名古屋アジャイル勉強会で行ったAgile Japan 2011の名古屋サテライトでのワークショップでも感じました。 (You&I)

よくわからない章だった(あな)

6.5 まとめ(P105)

P.105 「「~性」テストのために、正しいツールを持っているか?」 結局この章では「~性」テストにどんなものがあるか紹介されなかったような。 (You&I)

4象限の項目すべてが、アジャイル開発するときのストーリになるのか? しないとまずいんだよね(あな)