『実践アジャイルテスト』第04章のコメント・疑問

第4章 チームの運営(P59)

4.1 チームの構成(P60)

「機能的に分割したチーム体制は...困難をもたらします。定常的なコミュニケーションは重要です。」(ヤマモト)

4.1.1 独立した品質保証チーム(P60)

「摩擦や競争、『こちら側とあちら側』という態度」にはデメリットが多いという意見には共感します。現実にはそういう組織構造が実在するし、今すぐ変えることもできないならば、そういう態度に基づいた関係にならないように心がける必要があるようです。(ヤマモト)

「テスターのコミュニティ」は上手い表現だと思います。独立はしているが、かといって周囲との壁は無い、というニュアンスが伝わってきます。(岩井)

4.1.2 アジャイルプロジェクトへのテスターの統合(P61)

一般的にテスターはトレーニングを受ける機会が少ないのでしょうか。そうだとしたら、確かに改善されるべきであり、アジャイルチームの一員となることで、継続的な学習・成長ができたらいいと思います。(ヤマモト)

4.1.3 アジャイルプロジェクトチーム(P64)

図4-1は直感的にわかりやすいですね。(ヤマモト)

4.2 物の準備(P65)

主に場所の話。密なコミュニケーションを取るための環境。(ヤマモト)

受託開発の場合、顧客側のキーマンは大抵本来の業務との兼任で忙しく、なかなか時間を割いてもらえないケースが多いです。

このような環境で、いかに「テスターと顧客はプログラマの近くに座り」に近い状態が実現できるか、悩みどころです。(岩井)

4.3 人材(P65)

4.3.1 テスターと開発者の割合(P66)

「比率にこだわるよりも、必要とされるテストスキルを評価し適切な人材を探すべき」

4.3.2 アジャイルテスターの採用(P67)

アジャイルマインドを持ったテスターを採用すれば話は早いよ、ということでしょうか。(ヤマモト)

4.4 チームの立ち上げ(P69)

4.4.1 自律したチーム(P69)

自律したチームであろうという方向性があること、自律性を発揮する経験を繰り返し積んでいくこと、が重要、ということでしょうか。(ヤマモト)

4.4.2 他のチームを巻き込む(P69)

できるだけ直接コミュニケーションをとる。(ヤマモト)

P.69 「チームを拡充するときは、単に技術スキルだけでなくその他のことも考慮することが必要です。」 左近の就職活動でも大学で学んだ事よりもコミュニケーションスキルの方が重要視されているといった話も聞きますね。 (You&I)

4.4.3 チームメンバー全員が平等(P70)

すべてのことをメンバー全員出席している会議で話さないといけない?まさかそんなことはないと思うのですがどうでしょうか。(ヤマモト)

4.4.4 仕事ぶりと評価(P70)

チーム全体で問題解決にあたること、ビジネス視点を忘れないこと、成功を共有し積み上げること。(ヤマモト)

⇒問題が発生した場合、つい「人」の責任を追及しがちですが、そうではなくてあくまで「事象」にフォーカスし、

チーム全体の問題として捉えることが重要かと思います。(岩井)

P.71 「個人の仕事ぶりを測定して点数をつけることは、チームの協力関係を壊してしまう」 第1章のW・エドワーズ・デミング博士の14のポイントの9番目にも個人評価をしないとありましたね。 (You&I)

4.4.5 あなたに何ができるか?(P71)

勇気は特に重要。(ヤマモト)

4.5 まとめ(P71)