『リーン・スタートアップ』第12章のコメント・疑問

第12章 イノベーション(P.330~)

破壊的イノベーションの醸成方法(P.330~)

P.331 スタートアップに必要な3つの特質 (You&I)

    1. 少ないが確実に資源が用意されている

    2. 自分たちの事業を興す権限を有している

    3. 成果に個人的な利害がかかっている

少ないが確実な資源(P.331~)

P.331 「スタートアップの場合、予算が多すぎるのは少なすぎるのと同じくらい危険だ。」 予算が多すぎるスタートアップというのは社内スタートアップの場合に多いのでしょうかね? (You&I)

自由に開発ができる裁量権(P.332~)

「計画から実行までに必要な承認が多すぎてはならない。」その通りと思いますね。元々はリスク対策としてチェックを増やしているのでしょうが、それ自体がリスクになってしまっているという。(ヤマモト)

ここまでの話でバッチサイズを小さくするという話や、アジャイル開発で言われる自己組織化や指揮統制(CommandControl)に関連する話ですね。 (You&I)

成果と個人的利害のリンク(P.333~)

「個人的利害は金銭以外の形でもいい」同感です。名誉を得られるのでもいいと思います。(ヤマモト)

実際のプラットフォームを作る(P.334~)

ここで言う「プラットフォーム」とは、前述の三つの組織的特性を確保した環境、という理解でよいでしょうか。(ヤマモト)

親組織を守る(P.335~)

合理的な恐れ(P.337~)

イノベーションをブラックボックスに隠すことの危険性(P.339~)

P.339 「IBM PCの開発をIBM本体から隠してフロリダ州ボカラトンで行った」 初めて知った話ですね。ただ本書ではこのような秘密裏にやる方法はマイナスになると言われていますが。 (You&I)

イノベーションのサンドボックスを用意する(P.340~)

イノベーションが自由かつオープンに行われる砂場を用意することで、イノベーションを適切に取り扱うことができる、ということでしょうか。(ヤマモト)

P.342 P.333でも出てきましたが 「トヨタの主査」について、このリンク先に色々解説がありました。 (You&I)

社内チームに責任を問う(P.344~)

マネジメントポートフォリオの醸成(P.344~)

P.344 「企業は4種類の仕事のマネジメントをしなくてはならない」 (You&I)

    1. 製品の開発

    2. スケールアップ

    3. 製品のコモディティ化(均質化)を防ぐ

    4. 業務コストとレガシー化

アントレプレナーは肩書(P.346~)

体制側になる(P.349~)

組織がイノベーションをうまく内在化できるようになると、イノベーターはアウトサイダーではいられなくなる、そして、体制側になるとき必要なのは理論である、と。(ヤマモト)

P.351 「一定のステップや戦術をたどるものだと考えてリーン・スタートアップを採用したのでは成功はおぼつかない」本書をここまで読んできて本質をつかめただろうか? (You&I)

P.352 「行動につながる評価基準、継続的デプロイメント、全体的な構築-計測-学習のフィードバックループなど、そのためのテクニックはいずれも、チームメンバーの個人的効率を落とす。」1人が頑張ってもそれは局所最適化になってしまい無駄であると。チームとして最大限力を発揮できるようにすると。 (You&I)