『リーン・スタートアップ』第6章のコメント・疑問

※他人が見て不快に思う書き込みはご遠慮下さい。(スタッフ)

(前章の終わり)

P.125「分析のやりすぎはよくないが、やらなければそれもまた失敗する。では、いつ分析をやめ製品開発にかかるべきなのか、そのタイミングはどうすればわかるのだろうか。第六章ではその答え、実用最小限の製品(MVP)という概念を紹介する。」だそうです。ではまいりましょう。(ヤマモト)

第6章 構築・検証 (P.126)

P.128 「MVPなら学びのプロセスをすばやく始められる(注3)」注3の解説からMVPという用語は2000年頃から使われている。この方法がフィードバックループを現時点で最も素早く回せる方法である。なぜフィードバックループを早く回す必要があるかは後述されています。 (You&I)

P.128 「プロトタイプやコンセプト検証と違い、MVPは製品デザインや技術的な問題を解決するためのものではない。基礎となる事業仮説を検証するためのものなのだ。」ちょっと勘違いしていました。自分としてはコンセプト検証的な意味合いで捉えていました。事業仮説という事は事業として成り立つ判断材料とする。とコンセプト(=製品の売り)という認識だったのですが。 (You&I)

最初の製品で完璧を狙わない理由 (P.128)

P.129 「アーリーアダプター」第1章でも出てきました。イノベーター→アーリーアダプター→アーリーマジョリティ→レイトマジョリティ→ラガード。 (You&I)

P.131 「たいがいの場合、アントレプレナーや製品開発担当者がMVPに必要だと思う機能はあまりに多すぎる。どうだろうかと少しでも迷ったらシンプルにすべきだ。」言葉では分かりますが、客先や上司に受け入れられない事も多く実践するのは難しい。 (You&I)

動画型MVP (P.132)

P.132 DropBoxについての紹介。DropBoxの売りはOSに組み込まれてシームレスにファイル共有できる所でしょうかね。 (You&I)

コンシェルジュ型MVP (P.135)

P.139 「製品開発チームはきちんと動くシステムのスケールアップに注力し、将来的にうまくいくかもしれない何かを発明しようとは考えなかった。」将来のことよりも目のも前の事に注力して、結果として無駄を省いたと。この辺は何とも言えませんけどね。 (You&I)

カーテンの陰にいる8人は気にしない (P.140)

この↑項タイトルの意味が分かりません。。。(ヤマモト)

P.141 「Aardvark」買収後は飼い殺しされてしまったようですね。Aardvark自体は今で言うと、iPhoneのSiriみたいな機能でしょうか。 (You&I)

P.145 「オズの魔法使い」本文中にも解説がありますが、機械が行ったかのように実際には人間が処理を行って結果を返す手法。 (You&I)

→どうとるも何も本書では成功事例として取り上げられています。成功事例です。あくまでその後の顛末として飼い殺しの話は紹介しただけです。そもそも失敗事例は「我々の耳に届く事はない」と書いてます。著者の失敗談ですら語られていないと思いますが。 (You&I)i

MVPにおける品質とデザインの役割 (P.145)

P.146 「シックスシグマ」「100万回の作業を実施しても不良品の発生率を3.4回に抑える(6σ=3.4/1,000,000)」ことへのスローガンとして名前が付いた品質管理手法または経営手法の一つ。1980年代に米国モトローラ社で開発された。 (You&I)

p146 誰が顧客か分からなければ、なにが品質なのかも分からない。(ヤマモト)

p150 MVPを作るときのルール:求める学びに直接貢献しない機能やプロセス、労力はすべて取り除く(無駄だから)。(ヤマモト)

MVPを作る際の問題 (P.150)

P.151 「彼らの課題はそのアイデアに優先順位を付けて実行すること」スタートアップがやろうとうしているアイデアは、余程のことが無い限りは誰もが思いついたりする事である。大事な事は他人よりも、早く実行し、早く軌道に乗せる事であり、その為にはフィードバックループを早くする事が必要不可欠であると。 (You&I)

    • 「勝ちたければ、ほかよりも速いスピードで学ぶしか道はない」 (You&I)

    • 「MVPは悪いニュースをもたらすと覚悟しておいた方がいい」仮説に対しては現実的な結果が帰ってる来ると。 (You&I)

MVPから革新会計へ (P.153)