『アジャイルな見積りと計画づくり』第08章のコメント・疑問

1. ストーリーポイントの長所 (P.92~98)

1-1. ストーリーポイントは職能横断的な作業の進め方を促進する (P.92~)

「理想日での見積りになると、...それぞれが『自分たちの作業』に必要な日数を考えて、それを合計することになりそうである」これは、そういう合算はよくない、と暗に言っている、という理解でよいですよね?(yama__moto)

1-2. ストーリーポイントによる見積りは長持ちする (P.93~)

理想日による見積りは、その定義から、理想的に進められたらどれだけの日数で完了できるか、だから、学習による成長によって、同じストーリーの見積りが短くなる。

ストーリーポイントによる見積りは、相対的な規模感で、見積り時点で生産性を含まないので、学習による成長の影響を受けない。

ということ。でしょうか。(yama__moto)

⇒だと思います。作業スピードは人やツールや、習熟で変わってしまうので。ベロシティの変化と相対サイズの変化を、分離してるのがロバストかなと。(doubledispatch)

ついでだからここに書きますが、(これは以前角谷さんも言っておられたことと思いますが)、ストーリーポイントによる見積りが検証されるのは、実際 期間内に何ポイント消化できたか、という実績からですよね。そこには、学習による成長とか、アクシデントの有無などの、純粋はストーリーの大きさとは別の 要素が沢山入っている。あくまでそれらを排除して、見積りし、実績評価をしなければ、ストーリーポイントは使いこなせないということでしょうか。いやー難 しそうだ...(yama__moto)

⇒逆に割り切れと言ってるのかなと。。。相対ポイントは事前に作れるが、ベロシティは実測するまで分からないと開き直ってるとこから始まってるよう に思えました。最初に立てた計画は1イタレーション目ですぐ変更しちゃいますと言ってるのかな?と。最初の1イタレーション前に、過去の類似プロジェクト の実測ベロシティなしで、妥当な計画は立てれないよ、と突き放してるのかな?ととりました。(doubledispatch)

P.93 ページ一番下の「チームが新しい技術や業務分野に挑戦しているようなプロジェクトなどでは、この問題が深刻な影響を与えることになる」理想日による見積が 経験によって変化するのは分かりますが、個人的には再見積を頻繁にしなければそこまで影響するとは思えないですね。 (You&I)

1-3. ストーリーポイントは純粋に大きさだけをあらわす (P.94~)

1-4. ストーリーポイントで見積もるほうが早い (P.94~)

1-5. 僕の理想日と君の理想日は違う (P.95~)

2. 理想日の長所 (P.95~)

2-1. 理想日はプロジェクト関係者に説明しやすい (P.96~)

2-2. 理想日は導入しやすい (P.96~)

3. 私のお勧め (P.96~)

ちょっと前、時間が掛かるけどストーリーポイントと理想日の両方で見積もりしました。(アジャイルな案件じゃないけど)

1-4の話を逆に解釈するとストーリーポイントの見積もりは細かい大事な部分を見落とす不安がありますし。

というので精度が出るまで両方やっちゃえというのもありじゃないかなと思います。 (ko_ketsu)

⇒(ko_ketsu)さんの両方で見積もるは興味深いです。

残念ながら本日は参加できませんが、実体験から得られたそれぞれの長所、短所を話してもらえればと思います。(kaku_kaku)