『アジャイルな見積りと計画づくり』第21章のコメント・疑問

前回振り返り

第21章 計画とコミュニケーション P.245~

1. 計画の情報共有 P.246~

この「フィーチャーブレークダウンストラクチャ」は普通のWBSと、些細どころか全く違いますね。生産物や作業を挙げていない、いくつもの線が併走している、人を割り当てていない。アジャイル開発を理解していない人/組織に、説明なしにこのチャートを見せたら大変なことになりそうです(ヤマモト)

P.248 「なぜなら、フィーチャはイテレーションの途中で完成したとしても、イテレーション終了までは組織に見せる事ができない。ならばガントチャートにもそれを反映すべきだ。」このフィーチャ分割構成は、組織に見せられないという部分がどちらかというと対外的なイメージが強いと感じました。

またチーム作業として見せるのであって個々人の作業として見せないというのもポイントですね。(You&I)

2. 進捗の情報共有 P.248~

ここで紹介されているベロシティの予測の伝え方は、エンジニア的に大いに誠実かつ納得できるものだ。いいなあ。(ヤマモト)

P.250 「表21.1 チームがこなせるポイント数の予測」この予測で使うベロシティの幅について、筆者の経験則によるものであると思われるが、果たしてそれが実際にはどうなのか試してみたいですね。(You&I)

3. イテレーション終了報告書 P.251~

この「イテレーション報告書」を初めてみたとき(このページで)、正直言って驚きました。つまり、アジャイルという不確かさとの戦いの報告がこのような報告フォームになるということにです。僕もアジャイルは適当でいい加減にやるもの、というなめた考え方をしていたようです。(ヤマモト)

まとめ P.254~