第4章のコメント・疑問

第4章 フォード・システムの真意 (P.171)

●フォード式とトヨタ式 (P.171)

P.171 「フォード・システムとは、流れ作業による大量生産方式」なるほど。後述されていますが、ライン作業による自動車の組み立て方式を発案したフォードのやり方は今日でも行われていますね。 (You&I)

●ロットは小さく、段取り替えをすみやかに (P.175)

P.176 「お客さんが1台ずつ買うので、生産も1台ずつ」この体制を実現している事がスゴイですね。 (You&I)

P.178 「フォード式とトヨタ式のいずれかが優位を占めるか」トヨタ自動車が販売台数で世界1位となったのは2006年。フォードを抜いたのはいつかは不明。 (You&I)

●ヘンリー・フォード一世の先見性 (P.178)

●「標準」とは自らつくり出すもの (P.181)

P.183 「「標準」を設定する人間は、例えば企業においては生産現場の人間がせよ、そうでないと「進歩」のための標準にはなりえない」何の為の標準なのか。ミスを減らす為だったりかと思ったら進歩の為ですか。 (You&I)

P.185 「流れ作業」と「流し作業」については、P.222 の付録の解説が分かりやすいかもですね。 (You&I)

●治療より予防 (P.186)

P.187 「トヨタ生産方式は「予防」というニーズを生産現場の全行程に浸透させることになった」品質にも関わる話題ですね。不良品を次工程に渡さない。渡したらペナルティとなる。 (You&I)

P.188 「トヨタの強い体質は治療によってではなく、むしろ「予防医学」によって作り出された」その予防についてもムダを排除しているのがトヨタの強みでしょうか。予防というとバッファを持たせる考えになりがちだと思います。 (You&I)

●フォードの後にフォードなしか (P.189)

T型フォードの時代は、市民に手の届く安い値段で作れば売れた。GMはモデルチェンジという考え方を導入して、T型フォードに飽きた人たちを取り込んだ。フォードは「変わる」ことを拒否するから競争力を失った、といわれています。(takagiko)

●逆転の発想と企業家精神と (P.193)

P.196 「人間はフォードの指摘するとおり、長い間のしきたりで動いてしまう」日本人だと特にその傾向が強いような気もします。そしてそれを変えようとする人は叩かれる。 (You&I)

●量とスピードからの脱却 (P.197)