日本語クラブ

第20号

第20号編集後記

今日6月4日は皇姑屯事件が起きた日である。1928年6月4日、奉系軍閥張作霖が瀋陽城郊外の皇姑屯駅近くの鉄橋で、関東軍の高級参謀であった河本大作指揮下の日本軍工兵によって爆殺された日である。

この事件は満州事変の予告のような事件であった。瀋陽(遼寧)に生活する我々日本人としては心に留めておいてもいい日であろう。その6月4日(土)9時半に、日本語資料室に中道恵津編集長をはじめとして、中道秀毅、丸山羽衣、加藤正宏が集まり、今年度最後の「日本語クラブ」の編集作成にあたった。編集長はじめ編集員の口うるさい催促に辟易とされた方もあったと思いますが、どうぞお許しください。

皆さんの強力なご協力によって、今回もここに、皆さんの手元にお渡しできることになりました。一年間ありがとうございました。(記・加藤)