深夜のドキドキおにごっこ

コナミトロイマーから2004年に発売されたボードゲーム。当時は雑誌の読者プレゼントになったりしていたのだが、例によって私は実物の存在を確認することないまま16年半の時を過ごしました。マジでこの世に実在しているのか長年の謎だったんですが(自分が見たことないからってそういうこと言う)、マジでこの世に実在していました。2020年時点での相場は定価の3、4倍くらいだったろうか……。

説明書開いた瞬間ドッキーが敬語で話しているのが目に入ってきて大いに笑った。他のキャラクターのセリフもそれっぽいような微妙にハズしているような口調で味があって好きです。

プレイヤーはHDLPYの5人。ジョニークロウにくっつかれたプレイヤーが「おに」となり、他のプレイヤーは「おに」にタッチされないように盤上を逃げ回りながら、最終的に5色の不思議本を集めた人が勝ち、というゲーム。

イベントカード

特徴は、キャラクターそれぞれに「不思議」という特殊ルールが割り当てられていること。

H:自分が「おに」のとき、他のプレイヤーにジョニークロウを押しつけられる

D:4マス進む

L:「おに」と自分のコマの位置をチェンジ

P:イベントカードを引く

Y:「おに」を勝手に5マス動かせる

そうだね…

コマはガストのミニフィギュアと同じくらいのサイズですが、丁寧に作られていてめちゃくちゃ出来がいい。

ゲームボード。ここに各自集めた不思議本を置きます

机のアップ。不思議文字で書かれたノートには「サラマンセンセイ」の落書き、HONE PENCILの濃さはHB

説明書には27人分のキャラクター紹介が載っていて、ちゃんと「???」まで書かれていたので満足しました。いつかちゃんとプレイしたいけどもったいなくてこれ以上開封できない……