第2話 ボロッカのなみだ

『小学二年生』2004年5月号掲載。


☆ミルキーカートゥーン公式ツイッター様が本文を公開してくれました!!(2020/02/06)

https://twitter.com/milkycartoon_JP/status/1225284364973428736


文字にして初めて気付く事実がある、ボロッカの語尾「~ボロ」はカタカナ表記なのに、チュービーの語尾はひらがな表記「~ずら」。「~プー」「~ボロ」「~マグ」「~モン」「~ゾビ」は名前から取られているし「~モク」も正体を想像させる擬音だし、それに比べると「~ずら」と「~だぎゃ」は全然関係なく訛ってるイメージでつけられたからなのか。

ボロッカのお話と見せかけてさりげなく極悪メンバー活躍(?)話でもある今回。手を取り合ってピラニンの机の上に避難しているチュービーとウソップが非常にかわいい。ウソップのセリフは小二連載では今回一度きりでした。文字見ただけで声が聞こえてくるようなセリフだ!

怪獣にマジビビリのボロッカもとてもかわいい。この話は『ボロッカの初恋』が下敷きになってるのかなあと思いましたが、何せこのボロッカはいじめられて泣いて大雨起こしたと思ったらコロッと気分晴れやかになってるだけの子なので、なんだかアニメより幼く見えるような気もする。とてもかわいい。


今月のキャラクターたち

ここのテキストは私の手元にある実際の本誌と公式ツイッターの画像では文章が若干違っていました。掲載段階で何か差し替えがあったのだろうか。

本誌掲載版は↓

H『えんぴつの男の子。絵をかくのが得意な人気者。』

B『かさの男の子。うれしいと、かさをバサバサする。』

Y『くさったバナナの男の子。いたずらが大好き。』

T『絵の具の男の子。絵の具をふりまわす乱暴者。』

U『スプレーペンキの男の子。悪い落書きで物をよごす。』

この世界のヒッキーは素直に絵が得意らしい。