本日、AGFフィールドにおいて標記大会の準決勝が行われました。
対戦相手は浦和レッズレディースジュニアユースです。
浦和レッズは、この大会では毎年死闘を繰り広げているライバルチーム。
優勝奪還を目指す我がアカデミーは、試合開始後、相手の強いプレッシャーに怯むことなく、真っ向勝負で挑んでいきます。
前半、ゴール前の混戦から失点を許してしまいますが、終了間際、アカデミーのエースストライカー田中選手が、上田選手が蹴ったコーナーキックから、豪快なゴールを見事に決め、1−1で折り返し。
後半も一進一退の攻防を繰り広げるアカデミー。
フィールドは、全国から集まったアカデミー保護者や、福島県から駆けつけた楢葉中教職員、そしてサポーターの皆さんからの大声援。
体を投げ打って相手のパスコースを塞ぐディフェンス、足を攣りながらも攻守に果敢に関わるなど、選手はどの場面でも気持ちを緩めることなく献身的な動きをしていました。
終盤、大きな怪我から復帰した3年生がピッチに入ると、アカデミー応援団の盛り上がりも最高潮に。
このまま同点でPK戦になるかと思われた試合終了間際、相手のロングパスからのヘディングシュートがアカデミーゴールに吸い込まれてしまいました。
それでもすぐに気持ちを切り替え、ゴールを目指して走り続けるアカデミー。
しかし、試合終了のホイッスルが無情にも鳴ってしまいます。
悔しい結果となりましたが、最後まで胸を張っていた彼女たちの姿は、私たちの心に強く焼き付きました。
3年生はこの世代で最後の試合となってしまいました。
しかし、負けた試合からは多くのことを学びます。
彼女たちの長いサッカー人生にとって、今日の敗戦が大きな意味を持つことは間違いありません。
そして1、2年生は3年生の思いを引き継ぎ、来年の大会に向け、またトレーニングに邁進してくれることでしょう。
3年生の皆さん、昨年、アカデミー福島として静岡から楢葉への帰還という、大きな環境の変化を経験しつつも、後輩を引っ張り、利他の精神で頑張ってくれたことに、敬意を表します。
来シーズンは、U-18大会やなでしこリーグへの挑戦となります。
楢葉中学校としての応援はもちろん継続しますので、これからも頑張ってください。
上田選手のコーナーキックから
田中選手のゴール!!
本日、第2学期終業式が行われました。
校長からは冬休み中に「リアルな体験」を積み重ねることを話しました。
けがや事故に気をつけて、3学期にまた元気に会えることを願っています。
表彰伝達も行われました
1年代表のことば
2年代表のことば
3年代表のことば
アカデミー福島女子は、25日(木)に味の素スタジアム(東京都)において高円宮妃杯U-15全国大会準決勝に望みます。
キャプテンの立花さんに、これまでの試合を振り返り、そして準決勝に臨む意気込みをうかがいました。(本記事は本日発行の学校だよりにも掲載しております。)
質問1
準々決勝で強豪相手に無失点で勝ち切れた最大の要因は何だと思いますか?また、その試合で『これが私たちのチームだ』と最も感じられた、チームを象徴するようなプレーや瞬間があれば教えてください。
立花さん
自分たちがサンフレッチェ広島レジーナさんに無失点で勝てたのは、声かけが大きいと思います。誰かがうまくいかない時、責める言葉ではなく、その人にとってプラスになる言葉が多く聞こえました。ですが試合中相手からは、不満の言葉やぶつかり合う声が聞こえました。五分五分な試合展開の中で相手よりもいい雰囲気でプレーができたのはすごく良かったと思います。また、自分たちは最後まで走り切れる力があるので、集中を切らさず相手が少し落ちたタイミングで得点を奪えたのがこれが私たちのチームだと思った瞬間です。
質問2
全国大会に至るまで、技術的な課題や、チーム内で意見がぶつかるなど、苦しかった時期はありましたか?その時、キャプテンとして、チームを一つにするために最も大切にしていた声かけや行動は何ですか?
立花さん
全国大会前は、練習中の雰囲気や、ボールロストの多さが課題だと思っていて、1回戦の相手がRESC girls だと知った時は正直今のままで平気なのかと悩むことがありました。その時はスタッフに相談したり、中3同士で相談しあったりしてどうするべきかたくさん考えました。その中で自分は、練習でも日常でも周りを見て、下を向いている人がいたら様子を見ながら声をかけるように意識しました。
質問3
準決勝は強豪の浦和レッズとの対戦になります。どのような試合にしたいか、具体的な目標と意気込みを聞かせてください。
立花さん
浦和レッズ戦は今までよりもっと強度が高くなると思うし、自分たちのやりたいサッカーもなかなかできないかもしれません。ですが、今までやってきた通り、プラスな声を掛け合って全員が相手よりも勝ちたいと思う気持ちを強く持ち、それをプレーで表現できるようにしたいです。また去年のリベンジを果たすためにミスを恐れないでたくさん挑戦し、絶対勝って決勝に繋げられるようにしたいです。
質問4
最後に、あなたたちの活躍を見て勇気づけられている全校生徒に向けて、メッセージをお願いします!
立花さん
たくさんの生徒の皆さんが試合を見に来てくれたのが自分たちはすごく嬉しかったし、力になりました。東京まで来るのはなかなか難しいと思いますが、決勝まで行けば町がバスを出してくださるので東京の会場で待ってます!
次の準決勝は楢葉からたくさん応援してくれると嬉しいです
日本一になれるように全員で一丸となって闘うので、皆さんも応援よろしくお願いします!!
今年度を締めくくる「3Cプロジェクト」は、サッカープログラムを実施しました。
本日の講師として、浦和レッズレディースから菅澤優衣香選手と水谷有希選手のお二人をお迎えしました。
お二人はJFAアカデミー福島女子の卒業生(1期生・4期生)であり、特に水谷選手は中学2年生まで本校、楢葉中学校で共に過ごした先輩でもあります。
授業では、お二人が考案されたトレーニングメニューを体験し、ミニゲームで汗を流しました。
トップアスリートと触れ合う生徒たちの顔には、自然と笑顔が溢れていました。
講話の中でいただいた、「何事も楽しむことの大切さ」という言葉が強く心に残っています。
「つらい時こそ楽しかったことを思い出し、乗り越えてほしい。
好きなことに打ち込めば、道は必ず開ける」という力強いメッセージは、生徒たちの大きな励みとなりました。
授業後には、全日本女子サッカー選手権の準決勝を控えるアカデミー生へ、熱いエールもいただきました。
菅澤選手、水谷選手、本日はお忙しい中、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
楢葉中名物「解散!オー!!」
後輩への熱いエール
3年生男子は片付けも頑張りました
・チキンピラフ ・鶏の唐揚げ ・ならはのゆずドレサラダ
・あめ色タマネギスープ ・クリスマスケーキ ・牛乳
今日は一足早いクリスマスメニューでした。
チキンピラフの上にはオムレツが乗って、豪華なオムライスになりました。
超豪華な給食で、生徒も先生もいつも以上に楽しい雰囲気で給食を楽しみました。