昇進基準等でも述べてきたが、その程度の乖離を許容するか、というスタンスが議論の前提だと思われる。
今回の勝負判定においては、私は現在の勝負判定が不当だと思っているわけではない。ただ、「死に体」と呼ばれている漠然とした概念を整理してみたくなっただけかもしれない。一番初めに提示した昇進基準の横綱昇進基準も、「準ずる成績」の明確化に終始していた感があったが、そのようなものである。
死に体という概念も吊りにおける送り足もあるものとして合理的、できれば統一的なルールを考えていきたい。
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