私としては、三賞は成績優秀者の表彰を第一に考えるべきだと思っている。
そこで、関脇以下で、14日目11勝以上の力士には基本的に授賞するものとし、それで不足がある場合は、千秋楽二桁になる力士から選びたい。
そうなると殊勲賞は対優勝者戦勝利という位置づけはかなり小さくなる。
基本的に、上位対戦圏内の者は殊勲賞、そうでない力士の最優秀成績は敢闘賞という位置づけで考えたい。優勝者は殊勲賞でよいだろう。
あとは技能賞である。特定の技能が白星に現れたか、あるいは対応能力の高さかというスタンスの違いがありうるが、技能賞の項で述べたように、技能というのは再現性のあるものという考え方を重視して、特定の技能が白星によく反映された者を技能賞としたい。