ある成績を残した力士が、次場所においても同じ地位において同様の成績を残すという仮定のこと(1-2-2)。
基準を適用した結果である格の人数や、明確性以外の基準の良しあしを計る性質(1-6)。
昇進する地位において期待される成績(1-6-1)
昇進基準において昇進させるべき成績(1-6-1)
期待成績と昇進成績が一致するということ。これにより、昇進基準は、その格において期待される成績はいかなるものかという議論が中心となる(1-6-1)。
基準において、条件が少なく単純であるという性質(1-6-3)。
アンラッキー降格はかわいそうだからなるべく回避したいという思想。その反面、ラッキー昇進は許容される。この思想により、現実の降格基準においては徹底した明確性ある基準が採られている(1-8-3-4-2)。
昇進場所の翌場所における実力の判断に供する資料として一場所単位の成績を見るとき、昇進場所が最も実力の判断に有益であり、前場所、前々場所…と遡るごとに実力の判断に供する資料としての価値は失われていくという性質(1-9-2-1)。