南九州3泊4日、3つの百名山と2つの50選灯台をめぐるという超強行軍の旅
宮之浦岳の次は開聞岳。屋久島からの船が指宿に着いた頃には本土にも雨が降り始めていました。今考えれば逆コースだったらよかったのかも。レンタカーを借りて、かいもん山麓ふれあい公園のキャンプ場へ。雨の中のテント設営のあと、指宿温泉の砂蒸し風呂で屋久島の汗を流しました。
3時起床。今日は元からご来光登山の予定でした。3時45分にテントを出ます。外は雨は上がっているものの湿った温かい空気。満月に照らされてキャンプ場から開聞岳のシルエットが見えますが、頂上には雲がかかっているようです。
15分で2合目の登山口。4時登山開始。波の音が聞こえる。覆いかぶさってくるような森の中で視界は開けません。
5合目は展望台になっていて、東側の指宿の町の夜景が見られます。昨晩見た薩摩長崎鼻灯台の光も見える。
さらに樹林帯を進み7合目付近から大きな岩の道になり、南側の海にむかってひらけた場所に出ます。月明かりでぼんやりと海が光っており、沖の船の灯りも見えます。さらに8合目付近から急登が続き9合目で今度は西側の海岸線に満月が沈んでいくのが見えました。このころから明るくなり、北側の池田湖は海と見紛うばかりに黒く大きい。そして大きな岩の頂上に着きました。
風が強いです。残念ながらご来光は今朝も見えず。ただ天気は回復傾向です。頂上には2組3名がいました。
頂上から西側の海岸線
東側、指宿方面
かいもん山麓ふれあい公園は広大な敷地にオートキャンプ場、フリーサイトのほか、様々なアクティビティを楽しめる施設が。
この後、指宿山川港から10時発の南大隅根占港行きのフェリーに乗り、本土最南端の佐多岬と御崎馬の都井岬の二つの有名灯台を回りました。灯台めぐりも今回の旅の目的の一つ。昼前には天気は回復。