桜の咲き始めた日曜日、江戸東京の水供給という問題で非常に重要な役割を果たしている利根大堰と武蔵水路に行ってみました。利根川の水を荒川に引き込んでいるこの武蔵水路、ダムカードを集めることがなければ知らなかったです。勉強になりました。
東北道羽生で降りてまずは利根大堰へ。そこから行田市の見どころを見ながら武蔵水路沿いに南下。荒川との合流点を目指しました。
下流側から
堰上流のこの地点から埼玉側に大きく取水しています。
すぐに三つの用水路に分かれます。中央が武蔵水路。
水路は2015年度に改良工事が完成。コンクリート製の立派な水路です。いくつもの道路や川の下をサイフォンで通してほぼ一直線に南下します。それをたどっていきます。
行田バスセンターの観光案内所で利根大堰と武蔵水路のダムカードをもらいました。係の方はとても親切でした。ありがとうございました。
行田市の忍城に来ました。 映画にもなった小説『のぼうの城』で一躍有名になりました。 桜まつりだそうで、たくさんのコスプレイヤーが押し寄せて写真を撮っていました。お城見物に来ていたおじいちゃんたちがびっくりしていました。 桜は二分咲き。
さきたま古墳群と博物館にやってきました。教科書にも載っている稲荷山古墳から出土した鉄剣!こいつはスゴイ。またここのあたりがさいたまという地名の始まりだそうです。ここにはたくさんの古墳がありますが、桜と菜の花に彩られてとてもいいところです。
下のように石室を再現した展示もありました。
ここから遠く忍城が見えます。石田三成はこの丸墓山古墳の頂上に陣を張って水攻めを指揮したといわれています。
再び水路に戻って、荒川との合流点を目指しました。ここが最後の水門。
左からが荒川本流、右からの水が武蔵水路で運ばれてきた利根川の水。