久しぶりの平日休み。平日しかカードをもらえない権現堂調節池と、以前から興味津々だった渡瀬遊水地に行きました。昼前出発でだいぶ出遅れました。圏央道を幸手ICで降り、国道4号線を北上。桜の名所権現堂堤の脇を入ります。
池はこのぐらいの大きさ。利根川から流れてきた水です。
その水を調節して中川に注ぐのがこの水門。中川がそもそも山に源流を持たない川でダムがありません。宅地化により雨水で流量が大きく変化します。
権現堂堤。桜の名所だそうです。季節により菜の花や曼殊沙華も見られるようです。一帯が公園として整備されています。
ここからさらにR4を北上。渡瀬遊水地に向かいました。
水門はここ。私はてっきり利根川の氾濫防止のためにこの遊水地が作られたのだと思っていましたが、Wikiなどによると、足尾の鉱毒を沈殿させる目的で造成されたのだと知ってびっくり。今では鉱毒が流れて来ることはありませんが、今でも銅などは土壌に含まれているらしい。「自然のまま」のところではないんですね。勉強しました。
内部はクルマも通れます。
とても広いです。関東地方にこんなところが残っていたなんて。一面の葦原。ラムサール条約指定の湿地です。せっかくだからもういじらずに残しておきましょう。