これまで灯台をまわっていて、あまり点灯している姿を見ていないなーと感じていました。灯台は点灯している状態が仕事をしている時で美しい。というわけで夕暮れの石廊埼灯台と夜明けの爪木埼灯台を見に行くことにしました。
国道135号を海沿いに南下。まずは稲取岬灯台を目指します。さらにその途中で稲取細野高原に寄りました。ここは驚きの穴場スポット。最高の景色でした。詳しくはブログで。
稲取はこのように小さな半島になっていて、灯台はその先端にあります。漁港+温泉街のこ町は細い道が迷路のようになっていますが、勘を頼りにたどり着くのも灯台ツーリングの楽しさ。
灯台は漁港を海沿いに回り込み、伊東園ホテルの裏手高台に建っていました。隣には児童遊園が。よく見る組み合わせです。
灯台のすぐ隣に「どんつく神社」の社があり、立派な男根を模したご神体の神輿が展示してあります。こちらも見もの(?)
下田から石廊崎への海沿いのワインディングから神子元島が見えました。日本で最も歴史ある重要な灯台の一つです。
神子元島灯台が写っている美しいドローン動画 (ダイビングセンターカレントブルーさんの動画です)
石廊崎で岬巡りの遊覧船の最終便に乗るつもりで来たのですが、乗船希望者は私一人で、これでは出航できないという悲しいことになってしまいました。海からの灯台の姿を捕らえたかったのですが、残念。
石廊崎は伊豆半島の最南端、でさらに突端感が満点の岬です。ここでしばし時間をつぶして灯台の点灯を待ちました。神社の社が風を防いでくれて助かりました。
数人の人が夕景を撮りに来ていました。
ほぼ日没時間と同時に点灯しました。白赤の互光です。やわらかい光です。
神子元島の灯台も点灯。鋭い光が旋回していました。風が強く実際はかなり暗かったため、私の写真のウデではこれが限界でした。もっと写真が上手になりたいです。
この後は夜道を弓ヶ浜温泉まで戻り、民宿に投宿しました。
翌朝5時に起床。朝食はおにぎりにしてもらって下田の爪木崎に出発。星がきれいです。あまり寒くありません。絶好の天候です。
夜明けの爪木埼灯台の写真をたくさん撮りましたが、まだまだですね。ここは周辺に灯りがないので晴れた新月の日には星空に光る灯台を撮りにマニアが訪れるのだそうです。そうした写真を見ると次またチャレンジしてみたくなります。
下田港内のクルーズ船に乗りました。揺れる船から望遠手持ちで獲ったのが下の写真。下田灯台です。
よく見ると灯台の根元の磯に釣り人がいます。爪木崎でも夜釣りの人が結構いてびっくりしました。
この後、下田市内で黒船ミュージアムなどの博物館や史跡をまわり、最後に口直しに青野大師ダムへ行ってダムカードをもらって帰途につきました。修善寺・伊豆長岡経由で帰りましたが、東名高速も含め渋滞が長かったです。