高瀬ダムと七倉ダムドライブ
2019年5月
2019年5月
隣の黒四ダムの激しい混雑を尻目に、ここ高瀬ダムは静かそのもの。確かに放流という派手なパフォーマンスはありませんが、ちょっとした小ハイキングもできるので、GWの穴場No.1でしょう。ただしここはマイカーが入れず、七倉から徒歩90分またはタクシー2100円(いずれも片道)。それが人が少ない理由となっています。
堤高は黒四ダムに次ぐ日本第二位の高さ。それを堤体に切られたつづら折りの車道を通って登ってきます。この作りは初めて見ました。放流用のゲートと水路が、ダムの中央部ではなく脇にある揚水式発電所のダムだからこそ可能な作りです。ロックフィルのダムの石はすべてダムを掘った際の石を積み上げているのだそうです。
東京電力の大規模揚水式発電所である新高瀬発電所の、ここは上池で下が七倉ダム。これまで行ったのは
今市発電所・・・栗山ダム⇒今市ダム
葛野川発電所・・上日川ダム⇒(葛野川ダム)
神流川発電所・・南相木ダム⇒上野ダム
玉原発電所・・・玉原ダム⇒藤原ダム
※葛野川ダムは一般車通行禁止のため行っていません
ダムの先のトンネルを通るとこのような吊り橋が現れ、濁沢大滝まで15分ほどのハイキングができます。
七倉ダムの天端には行けないようです。湖もわずかに見える程度
こちらは長野県の大町ダム。流水式ではあるものの、ここと七倉ダムの間にも発電所があり、さらにこの下にも発電所があります。
ダムカードは立派な資料館の中に並べてあり、自由にとっていくことができます。
クレスト部に2門のラジアルゲート、コンジットゲート2門を備えた、かなりイカツイ感じの立派なダムです。