信州ダムめぐりツーリング 1日目
木曽川水系・梓川(信濃川)水系の7つのダム
2020年8月
木曽川水系・梓川(信濃川)水系の7つのダム
2020年8月
コロナの第2波が国内を襲う頃、新たにヤフオクで購入したカワサキ250TRで軽井沢の別荘から1泊2日のキャンプツーリングに出かけました。一気にダムカード収集を狙いましたが、コロナでモノの手渡しが自粛されるなか「カードはあるけど渡せない」という残念な事態も。
軽井沢から旧中山道をたどり和田峠の下の和田トンネルをくぐり抜けて諏訪に下ります。岡谷ICから中央道に乗り、伊那北IC。国道361号で権兵衛トンネルを抜けると木曽谷の入口です。
まず始めは奈良井ダム。長野県の治水目的のロックフィルダムです。分水嶺を挟んですぐ西に木曽川が南方向に流れているんですが、この奈良井川は北に流れ、やがて梓川と合流します。つまり信濃川水系で最後は日本海へ。ちょっと意外です。
奈良井川の源流は木曽駒ケ岳の北面ですが、この山の東面は天竜川、西面は木曽川に分水します。
奈良井宿には行ったことがなかったので寄ってみました。馬籠・妻籠とならんで昔の中山道宿場町の面影を残す街並み。
その中にも生活感もあって、なかなかいい感じです。
木曽川で最も上流の味噌川ダム。水資源機構管理の多目的ダムです。こちらには立派な「木曽川源流ふれあい館」という資料館があるのですがコロナで閉館中。ただ管理人はいてカードが欲しいというとコロナ感染防止のため手渡しできない。請求があれば郵送するとのことでした。次に向かう予定の牧尾ダムもここと同じ水資源機構管轄なので同じだそうです。残念。
ダム湖の名称は「奥木曽湖」
中山道をさらに南にくだり木曽福島から御嶽山方面へ。
牧尾ダム
ダム湖の名称は「御岳湖」
左の写真、ゲートの左。緑の小山の左がロックフィルの堤体。
常盤ダム
木曽のダム訪問を終え、次は野麦峠を超えて梓川沿いの東京電力管理の3つのダムに向かいます。
まず始めは奈川渡(ながわど)ダム。上高地に向かう途中で何度も通過したダムですが、停車してダムを見るのははじめてです。とても高さのあるアーチダム。堤高155mでアーチダムでは3番目。落差もありそうで発電は62,300kwの出力です。
こちらのダムカードはダムの写真を撮って6km離れた「ながわ山彩館」まで戻ってもらいました。
仕様ではローラーゲート2門とあるのですが、場所がわかりませんでした。後で調べると堤体についているのではなく、沢渡側のトンネル入り口脇にあるようです。
少し下って水殿ダム。同じくアーチ型。こちらはゲートがついてますね
水殿ダムとすぐ下流の稲核(いなこき)ダムのダムカードは、水殿ダムの近くの「道の駅風穴の里」でもらえます。
下が稲核ダム。こちらもアーチ型なのですが、それぞれ微妙に形状が違っていて個性がありますね。
安曇野の須砂渡キャンプ場に宿泊しました。280Km走りました。明日は犀川(信濃川)水系のダムをめぐります。