コロナの合間をついてGoToトラベル使って妻と2泊3日の伊勢志摩旅行。その中日、一人で灯台をめぐる船旅に出かけました。
いずれも日本の灯台50選に選出された灯台です。今回は昼間に行きましたが、日が暮れた後にフェリーから灯りを見てみたいものです。
鳥羽港から伊良湖行きの伊勢湾フェリーに乗って伊良湖岬へ。灯台は港から歩いて5分程度のところにあります。海沿いの遊歩道沿いに立っており、大きさもさほど大きくはないのでなんだか防波堤灯台みたいですが、形は立派な灯台。
この日は雲間から光が差し込んで神秘的な風景となりました。
神島灯台側から見た伊良湖岬灯台。
伊良湖岬側から見た神島灯台
伊良湖港から神島へは神島観光汽船の高速のボートが出ています。神島は三島由紀夫の『潮騒』の舞台となったとはいっても半世紀以上も前の話。とはいえ島は急な坂と狭い路地が入り交じり、映画の世界のような雰囲気でした。
灯台は港から路地を抜け、坂道を上り、集落を見下ろす神社を通り抜けた先にあります。
こじんまりとした、タイル張りの灯台。灯器はLED。
伊良湖と神島の狭い間の海を伊良湖水道といい、外洋に出る船はみなここを通ります。
伊勢湾フェリーから見えた菅島灯台
菅島は鳥羽に最も近く、神島を含めいくつかの島々を鳥羽市の定期船が巡っています。
港からは斜面をひたすら20分ぐらいの上りの坂道。何しろ船の時間が気になって急いで往復しました。
最も古いレンガ造り灯台。ブラントンのものにしては異色の唯一無二のフォルム。かなりかっこいいです。
Aランク保存灯台
こちらの菅島灯台旧吏員退息所(灯台守の住居兼事務所)は建設当時のものが愛知県犬山市の明治村に移転・保存されています。こちらも2019年に見に行きました。