山梨県のダムを見た後、国道最長の雁坂トンネルを越えて埼玉県のダムに行くルートです。7時に家を出て中央高速に。いい天気です。勝沼ICで降りて、まずは琴川ダムを目指します。塩山から国道140号線、通称雁坂道を北上すると途中で琴川ダムへの道標が見えてきます。そこを左折。大弛峠へと続くセンターラインのない1.5車線の山道を登っていきます。
朝早くということもあって、誰もいません。
今日は天気がよく、金峰山の五丈岩もくっきり。まだ頂上付近は雪が残っています。
さらに国道を上がると、広瀬ダムの洪水吐が見えてきました。
ダムの下には発電所があります。琴川ダムも発電を行う多目的ダムでした。
ダムはロックフィルダムです。堤体と洪水吐が離れている構造です。
広瀬ダムから国道を少しのぼったところにある「道の駅みとみ」の中に、このような展示スペースがありました。私は風間深志さんという方をまったく知りませんでしたが、このようなバイクの冒険家がいたのですね。調べてみるとバイクで北極点・南極点に初めて到達したり、ヒマラヤの最高地点記録を持っていたり、日本人で初めてパリダカに出場した人だそうです。かなりスゴイバイク野郎です。山梨県出身なので縁があってここにバイクが展示されているのですね。
このあと一般国道最長の雁坂トンネルを抜けて秩父に出ます。
滝沢ダムです。このダムはダム建設見直しの世論が強かった2011年に建設事業を完了したという新しいダム。計画から40年。いろいろあったようです。水資源機構の巨大ダム。
堤体内部を見学できます。建設反対運動もあったせいか、広報には積極的。
エレベーターで下まで降りてみました。オルフィスゲートが2本あるところが宮ヶ瀬古ダムとちょっと似た感じ。
こちらこちら荒川本流にかかる二瀬ダム。滝沢ダムのお隣ですが、1961年完成と歴史あるアーチダムです。 なかなか立派です。他にないデザインでカッコいい。ぜひ放流の様子を見てみたいです。
天端は道路なのですが、幅が狭いためすれ違えず相互通行です。しかしこの道は三峰神社に通じる道でもあるため、非常に渋滞します。
浦山ダムです。 重力式コンクリートダムでは堤高第2位、堤堆積第3位の堂々たるダムです 。
天端は幅広く、秩父市街からとても近いこともあって多くの人で賑わっています。内部見学もできて資料館も充実しているのでこの日も小学生が勉強に来ていました。