2019年5月1日
軽井沢から禄剛崎に令和の夜明けを見に行こうと日帰り長距離ドライブに出ました。天気予報は全国的に雨。ですが能登は雲りということなのでわずかな可能性があります。
まず向かったのは金沢港の大野灯台。こちらも「日本の灯台50選」の一つです。ここはかつては大野港と言ったそうですが、今は拡張されて金沢港となっています。港は埋め立てが進んで、灯台も今や海岸線からは離れてしまいました。道路を走っているといきなり見えてきます。隣は醤油工場。
この日はすでに閉館していましたが、近くに江戸時代に北前船で財をなし、「海の百万石」と謳われた豪商銭屋五兵衛に関する展示を行っている県の博物館「銭屋五兵衛記念館」があるのでそれも併せて見ると興味深いかもしれません。
塔は角型で灯篭も円形でなく半円形
灯器はLB-H120型だそうです。
クルマで砂浜を走れる千里浜なぎさドライブウェイを走り、まだ明るかったので。福浦灯台に寄りました。
輪島市を通り過ぎ、能登半島突端の「道の駅狼煙(のろし)」に車を止め、夜明けを車中で待ちます。
道の駅から灯台までは歩いて5分ほど。ヘッドライトをつけて登ります。あたりは霧。でもその霧に含まれる水蒸気に光が反射してとても美しい光跡を見ることができました。
霧で令和の夜明けは見ることができませんでした。海も見えません。
下の写真の方向から日の出が見えるはずでした。
初点記念銘版には禄剛埼灯台だけの菊の御紋が。
車中泊で往復900km走りました。個人的には新記録。