ニコン プリンティングニッコール

プリンティングニッコールは、映画フィルムなどのオプチカルプリント用、あるいは高解像力モニタカメラ用のレンズです。

現在では、Rohs 対応した、次世代の Rayfact にモデルチェンジされています。

75mm, 95mm, 105mm, 150mm があり、もっとも珍しいのは 75mm。ウェブですら見たことがありません。

マクロとして使いやすいのは、等倍設計の 105mm F2.8、0.5倍設計の 95mm F2.8 でしょう。

6群14枚の完全アポクロマートレンズは、信じられないような像を結びます。

等倍を撮らせたら、このレンズに匹敵する性能のレンズはほとんどいないといってよいかと思います。

次の三本は最終型の 95mmA, 105mmA, 150mmA で、中古で一番出てくるのが 105 mm、たまーに 95mm があって、150mm の後期タイプはめったに見かけません。

マウントが若干慣れないサイズで、変換に難儀するのですが、ウチの 95 mm は別のレンズから取ったFマウントオスをハメ殺しにしてあります。