・文型、つまり文の要素によって文構造を把握するという習慣は中学英語には全くない
・大抵の生徒は各単語を日本語に直し、それを繋ぎ合わせて文を作っている
・高校生もそういう生徒のほうが多いので、文が複雑になってくると和訳というより捏造に近いものができる
・よくできている生徒でも、文の構造を把握するというより構文を覚えて当てはめるという方が近い(それでもだいぶまし)
・高校で文構造を把握する習慣がないのは致命的なので、中学のうちに触れさせて少しでも慣れさせておきたい
・中学の英文は構造が単純で分構造の把握自体は容易なので練習にはよい
・単純すぎて文構造を意識しなくても意味がわかってしまうので、それでも構造を見るという習慣づけが必要になる
・文構造や文系を知るためには文の要素の知識が必要なのでそこから始める
・品詞とは密接な関係にあるので、相互に関連させながら進めていく
・文の要素と文型は切り離せないので、適宜織り交ぜながら説明していくことになる
・SVOAやSVCAはともかく、SVAは採用したほうが中学英語には対応しやすい
・SVOOやSVOCは中学でも独立した項目として登場するので、最初はSVO・SVC(・SVA)だけでもよい
・これらは中1の序盤から登場するので都合がいい
・目的格補語や間接目的語などを除けば、上記の文型だけで文の要素は網羅できる