・中学英文法では大きな単元
・中学では限定用法のwho、which、thatしか出てこない
・テキストによってはwhoseも入っている
・whomは出てこないので、「目的格(人)のときはthat」という妙な運用がされている
・非制限用法や関係副詞、whatのような先行詞も内包するものなどは出てこない
・よって、後置修飾と節が理解できていればだいぶ楽になる
・関係詞の鉄則として、「関係詞節中の何の要素の働きをするどのような語句が関係詞になっているのか」の把握が非常に重要
・これまでの疑問詞つきの疑問文や間接疑問文でそのあたりに触れていればスムーズに話を繋げられるだろう
・whichやthatは格の区別がつかないので、必要に応じて格を書かせる問題などを作ってもよいかもしれない
・後置修飾全般に言えることだが、主語に修飾語句がつくケースに弱い子が多い
・関係詞節中にSVが存在するせいか、「名詞+修飾語句」の塊を名詞とみなせず文のように訳してしまうケースも目立つ
・the bag I bought yesterdayが「私は昨日そのバッグを買った」になったり
・まずは日本語で文と「修飾語つき名詞」の区別をさせたりする必要があるだろう
「この文(節)がこの文のここに入る」というような理解でなく、「この文(節)がこの単語にかかってひとつの塊になっている」というような理解を目指したい