・代名詞
・疑問文に答える際には代名詞が必要になるのでその指導をしておく必要がある
・ひとまず主格だけという手もあるが、二度手間になるので活用表?も教えてしまったほうがいいだろう
・代名詞は「対応する日本語の表現でなくその単語の持つ機能をきちんと把握する」という習慣をつける意味でも大事なところ
・「彼」「彼女」「それ」と日本語の字面に頼るのではなくだけでなく「どのようなときに用いられるか」をきちんと押さえる
・特に「それ」という日本語に頼るとthatとの混同が起きる
。格変化も「はがのをにのもの」だけではなくきちんとそれぞれの格についても説明すべきだろう
・日本語の表現と対応させるとThis pen is my.と書かれても文句が言えない
・人称や文の要素(特に主語と目的語)についての指導がある程度定着していれば割とスムーズに進むはず
・そうでない場合は人称を一通りと、少なくとも主語と目的語についてだけはこの機に指導し直したほうがよい
・人称の指導の際に用いた問題があれば流用できるだろう
・疑問文の答え方
・従来の指導・テキストだと疑問文とセットでオマケのように扱われがち
・が、意外と間違えやすいのできちんと時間と労力を割いて指導したほうがよい
・本来ならば疑問詞を使う疑問文も指導した後まとめて扱いたいところではあるが
・学校に先を越されると変な情報が混ざってきて面倒なので、yes/no疑問文だけでも先にやっておく必要があるかもしれない
・yes/no疑問文と書いたが、「肯定/否定で答える疑問文」と言ったほうがいいかもしれない
・Yes, I do.などの文は、実は意外とややこしい成り立ちをしている
・いきなりそれをきちんと教えるのは難しいので、大抵の場合は「Doで聞かれたらこう答える」と覚える感じになっている
・ただ、そのことが主語も時制も見ずにYes, I do.と書いたり疑問詞を用いた疑問文の答え方がおかしかったりという一因になっている可能性もあるので、はじめから丁寧に教えていく手もあるかもしれない
・参考プリント(クリックで拡大)