・いわゆる代入計算のこと。
・数学に入って最初の「意味が分かっている」と「操作だけ身についている」の大きなルート分岐ポイントだろう
・まずは「xが5なら3xはいくつになるか」というような質問を生徒に投げたい
・ここで「何言ってだこいつ」みたいな顔で15と即答できる子は放っておいてもまあ大丈夫だろう
・時間のかかる子や3×5と書いてしまう子もまあ大丈夫だろうが、答えられない子には粘り強く対応したい
・ここで避けたいのは、「『代入』という『操作』によって3xが15に『なる(変化する)』」というようなイメージを生徒が持ってしまうこと
・上の学年でも「代入しますか?」のように代入を「行う」タイミングが規定されている(許可を求める)ような認識を窺わせる発言がある子には注意が必要になる
・「文字の部分を数字に置き換えて計算する」という「操作」を「教えて」しまうのはできるだけ最後の手段にしたい
・まずは複雑でないものをたくさん解かせて感覚を培っていくとよいかもしれない
・計算においては、やはり分数を代入するときや指数のついた文字に負の数を代入するとき、分母に文字があるときなどの正答率が低い
・必要に応じて正負の四則演算を復習しよう